シャンパンは18℃がベスト!さまざまな飲み物の意外すぎる適温

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2015.08.07

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アツアツのコーヒーやキンキンに冷えたビールは、毎日の生活に潤いを与えてくれる大切なアイテム。でも、本当においしく楽しむための“適切な温度”があることは意外と知られていません。

今回は『Daily Mail Online』の記事を参考に、さまざまな飲み物の適温をチェックしてみましょう!

■烏龍茶や緑茶は100℃の熱湯を使っちゃダメ!

香りを楽しむストレートティーには、沸騰したお湯、つまり100℃がベスト。茶葉が完全に発酵しているため、熱湯でしっかりと開かせましょう。高温で溶け出す渋みが味わいに深みを与えてくれます。

ペパーミントやカモミールなど香りを楽しむハーブティーも、100℃のお湯で淹れるのがベストです。

一方、100℃の熱湯を使わない方がいい飲みものも。

半発酵茶である烏龍茶は85~90℃が適温です。紅茶よりも茶葉が柔らかいため低い温度で茶葉がよく開き、温度を抑えることで渋みも防げます。

さらに、不発酵茶である緑茶はもっと低めの75~80℃がベスト。茶葉が非常に柔らかく渋みも出やすいため、熱いお湯で淹れると飲みにくくなってしまいます。

コーヒーも淹れ方によって適温が異なります。

挽きたての豆を使う場合は90~96℃、インスタントコーヒーの場合は80~85℃のお湯を使います。100℃近い熱湯は苦みや雑味の原因になるので避けます。沸騰する直前、お湯の表面がグラッときたころが95℃前後、沸騰したあとボウルやコップに一度移すと85℃前後になります。

粗めに挽いた豆を使ってフレンチプレス式で淹れる場合も95℃前後のお湯を使いますが、しっかりと時間をかけて抽出するため49~60℃が飲みごろになります。

■赤ワインは15~18℃・白ワインは10~15℃で

アルコール類のうち、常温に近い状態で楽しめるのが赤ワイン。15~18℃がおすすめです。とくにフルボディの赤ワインはタンニンも多く含まれ、低温だと渋みが強く出過ぎてしまいます。高めの18℃で香りをよく立たせて味わうのがベター。アルコール度数が高めのポートワイン(酒精強化ワイン)も15~18℃が適温です。

軽めでフルーティな味わいの赤ワインやボディのある白ワインにもタンニンが含まれ、10~15℃が最適。軽めでドライな白ワインやデザートワイン、ロゼやスパークリングワインは4~10℃がベストです。

ビールも種類によって適温が違います。日本でもっとも一般的なラガータイプのビールは、樽入りならば冷蔵庫よりはやや高めの5~8℃で保管します。一方、地ビールで見かけるエールタイプのビールはさらに高めの11~13℃がベスト。エールビールはフルーティな香りが特徴。この香りやまろやかさ、ほのかな甘みを活かすため、ラガービールよりは高めの温度で味わいます。

家庭でビールを楽しむ場合はやはり4~6℃、冷蔵庫から出してすぐが飲みごろです。あまり“キンキン”に冷やし過ぎると舌がマヒし、シュワッとくる喉ごしは楽しめますが風味は失われる恐れがあるのでご注意を。

■なんとシャンパンは18℃のときに最も泡立つ!

最後にひとつ、シャンパンの扱い方についておもしろい研究があります。シャンパンはしっかりと冷やして楽しむのが一般的ですが、あまり冷やさない方がよいかもしれない、というのです。

研究を発表したのはシャンパンの産地、フランスのシャンパーニュ=アルデンヌ大学。シャンパンの特徴のひとつがシュワシュワとキメの細かい泡ですが、同大学の研究によると、シャンパンは18℃のときにもっとも泡が立つのだそう。たまには、あえて冷やさずにシャンパン自体の味わいを楽しんでみるのも楽しいかもしれません。

今回ご紹介したいろいろな飲み物の適温は、イギリスの電力会社・GBエナジーサプライが作成した適温グラフを元にしていますので、そちらもぜひご覧ください。

それぞれの飲み物のベストな状態を知り、至福のひとときの演出に役立ててみてはいかがでしょうか?

(文/よりみちこ)

 

【参考】

The perfect temperature to make your favourite drinks revealed-The Daily Mail

The perfect temperatures for beer, wine and beverages-GB Energy Supply

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