ペンは普段の20倍のものを!お金持ちが高給な筆記具を使う理由

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2015.08.08

suzie.20150808

『お金持ちはなぜ、お金持ちになれたのか 元銀行富裕層担当が教える3000人のお金持ちから学んだ50のこと』(掛越直樹著、SBクリエイティブ)の著者は、大手都市銀行の富裕層担当営業。

多くのお金持ちと接してきた経験をもとに、本書では彼らの考え方をさまざまな角度から公開しています。

きょうは第1章「お金に関する考え方」から、「筆記用具にはお金をかけろ」という項目を引き出してみたいと思います。

■お金持ちが筆記用具にお金をかける理由

総じてお金持ちは、筆記用具にお金をかけているのだといいます。しかも選ぶのは、最高級のボールペンや万年筆。

また、同じように腕時計や靴などにもお金をかけているのだそうです。

でも、彼らはなぜ、そこにお金をかけるのでしょうか?

著者によればそれは、お金持ちは「人から見えにくいところ」にお金をかける傾向があるから。

人から見えやすいところにお金をかけるのは、誰もがやっていること。しかしそれでは差別化を図ることができないため、あえて人が気づきにくいところにお金をかけているというわけです。

■スマートな行為が品格につながる

お金持ちのワイシャツの袖から高級そうな腕時計が見えたり、ズボンの裾から質のよさそうな革靴が見えたりすると、「この人はお金持ちなんだな」と感じるもの。

極めつけは筆記用具を取り出すときで、スーツの内ポケットからさりげなくボールペンや万年筆を取り出して書く仕草には、風格が漂います。

しかもお金持ちは、それをひけらかすことなく、書き終えるとさっともとの場所に戻してしまう。

そのようにスマートな行為が、品格につながっていくということです。

■高級な筆記具を1本買ってみよう

そこで著者は、高級な筆記具を1本買って持ってみることを勧めています。

とはいえ、必ずしもお金持ちが持っているような1本何万円もするようなものを持つ必要はなし。

たとえばいま、1本400円の4色入りボールペンを持っているのだとしたら、少し奮発し、その20倍する1本8000円程度のボールペンを買ってみるということ。

いうまでもなく、いままで1000円以下のボールペンしか購入したことのなかった人にとって、その20倍もの値段のボールペンを買うというのには勇気が必要です。

しかし、一度使ってみれば、400円のボールペンとは明らかに異なる使い心地のよさに気づくはず。

それだけではありません。高級なボールペンを使っていると、「なくすわけにはいかない」といった気持ちや、「大切に使おう」という意識も働くもの。

そういう気持ちが、とても大切だということです。

✳︎

契約などでボールペンを使う場合、お金持ちと同じようにボールペンを内ポケットから出してサッと書くだけで、相手から「できる人」と思われるもの。

著者はそう主張しています。

見えないところにお金を使うというのは、たしかにいい心がけかもしれません。

(文/印南敦史)

 

【参考】

掛越直樹(2015)『お金持ちはなぜ、お金持ちになれたのか 元銀行富裕層担当が教える3000人のお金持ちから学んだ50のこと』 SBクリエイティブ

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