気になる人にメールをしてもなかなか返事が来なくて、イライラした経験のある人は多いはず。
『マイナビウーマン』によると、カレからメールがこないときに女性が思うのは、
(1)相手を心配して「忙しいのかな?」
(2)スマホの不調を心配して「もしかして違う人に送っちゃった!? 電波入ってる?」
(3)そんな自分に疲れて「もうメールをチェックするのをやめよう!」
(4)やっとメールがきたと思ったら「何だ、●●ちゃんかあ~……」
この4つだそう。
みなさんも思い当たりませんか? メールがこないだけで、こんなにも振り回されてしまうなんて……。なんだか悔しくもありますよね。
けれども、そんな不安は取り越し苦労かもしれません。最新の調査で、Eメールに関する男女の違いを表す数字が明らかになりました。
■男性は女性より4分遅くメールを返している
「Yahoo Labs」と南カリフォルニア大学が200万人のユーザーによる1,600万通のEメールを調査したところ、メールを返信するまでにかかる時間は男性28分、女性24分であることがわかりました。
さらに、この返信にかかる時間は若い人ほど短く、10代では13分、20代くらいの若者では16分となり、高齢者では47分だそうです。
つまり、メールを送った相手が30-40代前後の男性なら、30分くらい返事がないのは普通のこと。鳴らないスマホを何度もチェックする必要もないのです。
■男性のメールの文字量は女性より2語少ない
それに、せっかく時間をかけてつくったメールに対する返信がそっけないのもがっかりですよね。
しかし、メールの文字数にも男女の違いがあり、女性は30語、男性は28語で返信をしているとの結果になっています。これは英語の場合なので、日本語にすると、2単語分の差といえるでしょう。
男性のメールは情報伝達メインですが、女性はちょっとしたねぎらいのことばや、感情を表すことばなどをつけ加えるのが得意だからでしょうか。
ただし、こちらも年代によって違いがあり、10代では17語、年齢が上がると40語になるそう。
つまり、若い人ほどスピーディーかつ、短いメールを返信し、年齢を重ねるにつれ、長い文章を時間をかけてつくっていることが明らかになったわけです。
たしかに、LINEなどのメッセージアプリをよく使う若者は一言、二言のメールをチャットのようにスピーディーにやりとりしますよね。アラサー、アラフォー世代はまだちょっとその感覚についていけないのではないでしょうか。
そして全世代にいえるのは、返信スピードは平日の勤務時間帯の方が早く、返信の際の文字量は遅い時間や週末は短くなるということ。
いまや恋愛に欠かせないツールであるメールやLINEですが、これらの法則を頭の片隅にいれておけば、返信が遅くても、文章が短くても落胆しなくてすむかもしれません。うまく活用してイライラから解放されましょう!
(文/平野鞠)
【参考】
※A new study says men take 4 minutes longer to respond to email than women-Business Insider