男性の快適温度は女性より3度低い!男女で違う「温度の感じ方」

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2015.08.11

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夏本番、猛暑日が続いています。地球温暖化の影響か、年々暑さが厳しくなっている気がしますよね。熱中症で搬送される人も増えているので、注意が必要です。

しかし、オフィス内は冷房が効きすぎているため、厚手のブランケットは働く女性の必需品ですよね。

これは世界共通の悩みであるようで、『QUARTZ』でもアメリカのオフィスでの冷房問題を取り上げています。

しかも、アメリカのオフィスで推奨されている温度は20.5度から22.8度と非常に低温。その理由は、男女の温度の感じ方にありました。

■オフィスの温度は海外でも男性基準

どうして女性はオフィスで震えているのでしょうか?

理由は簡単。オフィスの温度は、男性に合わせて設定されているからです。

アメリカの最近の研究によると、女性が快適に感じる室温が25度だったのに対し、男性の適温は22度と3度も低い温度だったというのです。

だから、オフィスも22度だというわけ。でも女性からすると、この温度は低すぎますよね。

ちなみに、アメリカ政府が推奨しているオフィスの設定温度はもっと低く、20.5度から22.8度です。なぜこんなに低い温度を推奨しているのでしょうか?

実はこれ、1960年代から70年代にかけて設定されたもの。当時の研究者が基準にしたのは、体重75キログラムの40歳男性のエネルギー代謝率。つまり一般的な女性のエネルギー代謝率より35%も高い数値で設定されているのです。

しかし女性の方がエネルギー代謝率が低く冷えやすいため、男性を基準にしたオフィスの温度設定では寒く感じるのです。

でも、冷房の設定温度を上げることには、環境にやさしいというメリットもあります。しかも家庭やオフィスで排出される二酸化炭素は、全体の30%にものぼるといいます。冷房を控えめにすることで、環境への配慮もできるわけです。

■日本で推奨されている温度は28度!

なお、日本で推奨されているエアコンの設定温度は28度。「スーパークールビズ」を掲げているので、高めの設定です。

お役所などはこの温度をきっちり守っているそうですが、一般の企業だともっと寒いオフィスも少なくありませんよね。

日本ではアメリカよりもやや高めの温度が好まれるようで、女性は26度以上、男性は25度以下を快適だと思う人が多いそうです。

男女の温度の感じ方が違うのは仕方がないこと。熱中症で倒れてしまっては元も子もありませんが、男女どちらも快適に過ごせるように、譲り合いながらオフィスを快適にできるといいですね。

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

Men are literally freezing women out of the workplace―QUARTZ

冷房の設定温度、快適だと思う温度に男女差―ニッセン

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