メディアよりSNSは上?話題の6割はTwitterからと判明

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2015.08.13

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Twitterで「トレンド」となった話題のうち、既存メディアがニュースとして取り上げたものは約半数しかないことが、最近の調査でわかりました。

Twitterの「トレンド」機能はニュースと酷似

これは、スペインにあるマドリードカルロス3世大学が、スイス連邦チューリッヒ工科大学、IMDEAネットワークス・インスティチュート、NECラボラトリーズと協力して行ったもの。

Twitterの「トレンド」が、大勢のユーザーが関心を持っている話題を扱っているという点に「ニュースと似た特徴がある」と注目し、これを分析することにしたのです。

2013年は3ヶ月間にわたり35ヶ国で、2014年にも同じ時期の3ヶ月間に62ヶ国で、Twitterの「トレンド」をそれぞれ集計。

集められた話題は、各国で30万件ずつに上りました。

ちなみにTwitterの「トレンド」は、パソコンのブラウザで見ている場合は「プロフィール」ページ付近。

スマホのアプリでは、検索マーク(虫眼鏡)をクリックすると、いま話題になっている話題がツイート数とともに表示されます。

これを見れば、Twitterのユーザーがなにに関心を寄せているかがわかるのです。

既存メディアで記事にされる「トレンド」は半数

研究チームは「トレンド」のうち、既存メディアで取り上げられているものを調査。ユーザー数やTwitter上でのアクティビティを考慮し、調査対象をカナダ、スペイン、アメリカ、イギリスの4カ国に絞りました。

すると「トレンド」にあった話題の約半数が、既存メディアでも報じられていたのです。もう半数は、トレンドに上るほどユーザーの注目を集めていたにもかかわらず、既存メディアではまったく触れられていませんでした。

■話題は既存メディアより先にTwitter「トレンド」

続いてこの研究では、「最初に取り上げたのは、Twitterのトレンドと既存メディアのどちらか」についても調査しました。

その結果わかったのは、話題の60%以上が、最初にTwitterの「トレンド」に現れていたということ。一方、既存メディアの方が先に取り上げた話題は、わずか10%にも及びませんでした。ちなみに残りは、どちらにも同日に現れています。

Twitterのつぶやきそのものに「ニュース」機能があるわけではないのですが、「トレンド」に上ってくる話題ほど、ユーザーの関心を集める「ニュース」であるということ。

また、既存メディアを見ているだけでは気づけない情報も、Twitterにはたくさん流れているということでもあります。Twitterはやはり、強力な情報収集ツールだといえそうです。

(文/松丸さとみ)

 

【参考】

Half of the most popular news on Twitter is not covered by traditional news media sources-Science Daily

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