100点を目指すと中途半端になる!仕事で成果を出す考え方とは

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2015.08.15

suzie.20150815

『問題解決のためのセパレート思考』(鈴木進介著、フォレスト出版)の著者は、さまざまな問題を解決したいときにこそ、「セパレート思考」が絶大な効果を発揮するのだと主張しています。

「セパレート思考」とは、「問題を仕分けする思考法」。

頭のなかが混乱した状態にあるときは、選択肢と情報の「仕分け」(セパレート思考)を行えば、物事の本質が見えてくるという考え方です。

では、どのように「仕分け」を行えばよいのでしょうか?

「100点を取るべき仕事、60点でいい仕事」というページを見てみましょう。

100点でなければいけない」は危険

私たちはなにかをする際、すべてに対して全力でがんばろうとしてしまいがち。

それどころか、「100点でなければいけない」という前提で行動し、その考え方に縛られてしまうこともしばしばです。

しかし、すべてのことについて100点を目指すことは、時間の制約がある生活では現実的に困難。

また、必ずしも100点が求められていない場面でそこに固執すると、「行動の第一歩目」が出てこなくなる危険性も。

しかし仕事においては、「こだわること」と「こだわらないこと」を仕分けし、集中すべき領域を設定しなければならないと著者はいいます。

別ないい方をするなら、「100点を取るべき仕事」と「60点でもよい仕事」を分け、頭のなかを整理する必要があるということ。

これこそが、セパレート思考の発想です。

行動する前に「こだわり度」で仕分ける

100点を取ることだけを考えていると、いつまでたっても優先順位がつかないばかりか、すべてが中途半端に終わるリスクがあると著者は指摘しています。

でも、スピード重視でまわりのフィードバックをもらいながら、60点で着地できればいい仕事もあります。一方、コンプライアンスや数字の管理などは、100点が求められて当然でしょう。

だとすれば重要なのは、その仕事がどちらに収まるのか見極めをすること。

もし100点を取ることにこだわりすぎて成果が出ないなら、行動する前に「こだわり度」で仕分けすればいいということ。それが結果として、行動の加速化につながるわけです。

仕分けは「セパレートメモ」でやろう

そのとき大きな意味を持つのが、「セパレートメモ」。横置きにした神の中央に縦の線を引き、左側には仕事で「とことんこだわること」を、右側には「あまりこだわらないこと」を書いてみる。

たったこれだけのことで、気持ちをすっきり仕分けできるということです。ぜひ一度、試してみてください。

(文/印南敦史)

 

【参考】

※鈴木進介(2015)『問題解決のためのセパレート思考』フォレスト出版

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