一流の人達がどんなに忙しくても「新たな時間を作り出せる」理由

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2015.08.17

suzie.20150817

「行動科学マネジメント」とは、期待どおりの成果を達成するために必要な行動を徹底的に分析し、誰にでもできるかたちにするマネジメント手法。

『なぜ一流は「その時間」を作り出せるのか』(石田 淳著、青春出版社)は、その第一人者である著者が、日本人向けに改良したメソッドを紹介した新書です。

著者によると、行動科学マネジメントにのっとった「正しい行動」を実践すれば、いつでも、誰にでも、どこででも理想の結果を引き出せるのだそうです。

その結果、時間のムダをなくし、新たな時間をつくり出すことができるのだとか。

きょうは同書のなかから、忙しい人が「その時間」をつくり出せる理由に焦点を当ててみたいと思います。

■オバマ大統領は忙しくてもランニングできる

アメリカ大統領のバラク・オバマ氏は、激務の合間を縫って、毎朝ランニングを行っているのだそうです。

世界一忙しい人だといっても過言ではないはずなのに、ランニングを習慣化できるほどの時間をつくり出せているとは驚きです。

しかしその一方には、いつも「時間がない」と悩んでいる人も。

この差はなんなのでしょうか?

その違いについて著者は、「時間の使い方が違うから」だと断定しています。

■一流の人は「これはやらない」と決めている

つまり、すべてのことに対して均等に時間を注いでいては、いつまでたっても時間をつくり出すことはできないということ。

一流の人ほど多くのことをやっているというイメージがありますが、実は逆。

多くのことをこなしているように見える彼らは、それ以上に多くのことに対して「これはやらない」と決め、それを実践できているというのです。

だからこそ、時間をムダづかいせずに、やるべきことをやる時間を確保できるのだというわけ。

■「生きている時間」と「死んでいる時間」に分類

そして一流の人は、時間を「生きている時間」と「死んでいる時間」とに分けているのだとか。

「生きている時間」とは、楽しいと思えたり、有意義に過ごせていると感じられる時間。「死んでいる時間」とは、つまらない、苦しいと感じる時間や、ヒマつぶしに費やした時間、あるいは成果につながらない無意味な作業をこなす時間など。

だとすれば、「死んでいる時間」を削り、「生きている時間」を増やせばいい。

そんなふうにメリハリをつければ、時間の浪費がなくなり、ひいては人生が豊かになるということです。

些細なことだからこそ、これを習慣化することはとても大切なのではないでしょうか?

(文/印南敦史)

 

【参考】

※石田淳(2015)『なぜ一流は「その時間」を作り出せるのか』青春出版社

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