人間顔負け!世界で最も稼いだ「動物の俳優」歴代収入トップ10

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2015.08.17

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動物の出てくる映画はたくさんありますが、そこに出演する動物たちは、特別に訓練され、きちんとギャラをもらっている立派な「俳優」だということをご存知でしたか?

では、動物界のトップスターたちは、いったいどれくらい稼いでいるのでしょう? なかには、人間もうらやましくなるほど高額な給料を手にしている動物たちも!

今回は『THE RICHEST』の記事を参考に、歴代トップ10に入るお金を稼ぎ出す動物たちをご紹介します。

■1:リン・チン・チン(ジャーマンシェパード)・・・6,000ドル=約74万5,000円/週

ワーナー・ブラザーズの26の映画で主役を務めました。現在に換算すると、彼の収入は7万8000ドル(=約970万円)に相当します。自分の餌代だけでなく、同じ“犬友”の餌の分も稼ぎ出していたそうです。

ワーナー・ブラザーズが経営に苦しんでいた1930年代には、会社の稼ぎ頭でもありました。

彼は第1次世界大戦中に、アメリカの軍人リー・ダンカンによって戦場で助け出された犬。帰還の後訓練を受け、リンという名前を与えられたのです。そして愛すべきキャラクターとして、1929年にはアカデミー最優秀賞を受賞。1932年に天に召されました。

■2:ケイコ(シャチ)・・・3,600万ドル=約44億7,000万円

映画『フィリー・ウィリー』の主人公は、大金を稼いだ後、2002年には自由な海へ帰りました。肺炎と闘った末に力尽き、翌2003年にノルウェーで他界しました。

■3:バート(アラスカヒグマ)・・・600万ドル=約7億4,500万円

1980年代に公開された映画『ザ・ワイルド』で、100万ドルを稼ぎました。また数々の名作で、人間の名優とともに活躍。たとえば映画『大混乱』ではダン・エイクロイドとジョン・キャンディ、『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』ではブラッド・ピットと共演しています。

最後はガンになり、23歳だった2000年に世を去りました。

■4:パル(コリー)・・・51,000ドル=約630万円/週

『名犬ラッシー』で有名なコリー犬。パルは、ラッシーを演じた歴代俳優のなかでももっとも長く演じた初代です。

当時はどこの映画館でも見かけるほど有名で、週に最高4,000ドル(=約49万7,000円)を稼ぎました。今日の舞台の世界で換算すると、51,000ドル(=約630万円)に相当します。

亡くなったのは、18歳だった1958年のこと。テレビ史上もっとも愛された動物だといっても過言ではありません。

■5:ムース(ジャックラッセルテリア)・・・1エピソードで1万ドル=約124万円

テレビコメディ『フレイジャー』でエディを演じたムースは、ひとつのエピソードで1万ドルを稼ぎ出した有名な犬です。エディ役はその後、息子のエンツォに引き継がれ続くことになりました。

2006年に15歳の時、老衰で世を去っています。

■6:クリスタル(オマキザル)・・・1エピソードで12,000ドル=約149万円

クリスタルは映画『ナイト・ミュージアム』『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』を含め、20本以上のテレビ、映画作品に出演しています。

しかし実は、もっとも高いギャラを稼いでいたのは、それほど人気ではなかったテレビ・シリーズの『アニマル・プラクティス』での仕事。

各エピソード12,000ドル(=約149万円)、1シーズン26万4,000ドル(=約3,280万円)相当だったといいます。ただし映画化の企画はされていたものの、視聴率の低さから実際に映画は製作されませんでした。

■7:テリー(テリア)

映画『シャーリー・テンプル』をはじめとして、映画『トーティラ・フラット』ではヘディ・ラマーとスペンサー・トレーシーとともに数々の役どころを演じました。もっとも有名なのは『オズの魔法使い』。この映画で足を負傷しましたが、回復して他の映画でも活躍しました。

■8:スキッピー(テリア)

スキッピーは映画『影なき男』で、アスタ役を演じたことで非常に有名です。また、『新婚道中記』『Mr.&Mrs. スミス』『赤ちゃん教育』でも重要な役割を果たしました。類稀なる才能で、映画ファンの心をつかんだ名優です。

■9:ゴールデン・クラウド(ウマ)

名作『トリガー』がよく知られていますが、それ以前にもいくつもの映画に出演しています。当時多く製作されたカウボーイ映画には他の馬も出演していましたが、ウィリアム・ハート、ジーン・オートリー、トム・ミックスなど、他の馬たちよりも素晴らしい才能がありました。

彼の亡骸は、西洋博物館に展示されています。

■10:ヒギンズ(イヌ)

映画『ベンジー』で有名なヒギンズは、史上最高の俳優でした。多くの映画やテレビ番組によって、彼は高い認知度を誇っています。飼い主フランク・インは、彼を今日に至っても最も愛される俳優へと成長させました。

動物の俳優も、人間と同じように専門の訓練を受けたプロフェッショナルなのですね。動物であっても、才能と技術が成功の鍵であることはどうやら間違いないようです。

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

The Highest Paid Animal Actors-THE RICHEST

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