「1日1本のソーダでも肥満リスク」は嘘!砂糖に関する迷信9つ

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2015.08.25

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肥満や虫歯につながりやすい砂糖の摂りすぎは禁物です。

1日に摂ってもよい糖分摂取量について、世界保健機関(WHO)は小さじ6杯程度(25g)までにするべきだと発表しています。

でも、砂糖が体に悪いという噂のほとんどは迷信なのだとか。

というのも『BUSINESS INSIDER』で、科学的に立証されていない、砂糖の迷信が紹介されているのです。

■1:砂糖は子どものADHD(注意欠陥・多動性障害)を招く ⇒ 迷信

「砂糖を多く摂るとADHDになる」とは昔からいわれていることですが、実は根拠がありません。

この迷信が有名になったのは、1974年に書かれた「砂糖はADHDの原因だ」という研究者の手紙によります。1通の手紙が大きな迷信を流布させてしまったのです。

■2:ブドウ糖果糖液糖は体に悪い ⇒ 迷信

人口的につくられた糖分は体に悪いと信じ込んでいませんか? 最近の研究では、ジュースなどに多く使用されているブドウ糖果糖液糖が体に与える影響は、ハチミツと特に変わらない、ということがわかっています。

フルーツなどで摂取する天然の糖分も、人工的な砂糖の糖分も、成分としては同じだというのです。ただし、人工的な砂糖が使われたもののほうが糖の量が多いので、その点では注意が必要です。

■3:子どもの肥満の原因はソーダ ⇒ 迷信

肥満大国アメリカでは、1日に1本ソーダを飲む子は、そうでない子より60%肥満になりやすいといわれています。

しかし、研究では必ずしもそれは正しくないとされています。もちろん砂糖がたっぷり入ったソーダを毎日飲むのは健康的とはいえませんが、ソーダだけが肥満の原因ではないということです。

肥満の改善には砂糖を減らすだけでなく、運動や食生活など、生活全体を見なおす必要があると指摘されています。

■4:砂糖の摂りすぎで糖尿病になる ⇒ 迷信

アメリカの糖尿病協会のホームぺージには、「砂糖の摂りすぎで糖尿病になるのは迷信」とはっきり書いてあります。

ジュースやソーダのような過剰に砂糖が含まれているものは避けたほうがいいとされていますが、普通に砂糖を摂っているだけでは、糖尿病になるとは考えにくいようなのです。

■5:砂糖にはヘロインと同じくらい依存性がある ⇒ 迷信

2009年に発表された研究では、「砂糖を摂取することにより、脳はたばこやアルコール、ヘロインを摂取したときと同じような状態になる」とされていました。よって、砂糖にも依存性があると考えられていたのです。

たしかに、砂糖を摂取することで快楽物質は分泌されますが、依存性は確認されていません。

■6:砂糖はほんの少しでも摂取してはいけない ⇒ 迷信

砂糖に依存性があると信じている人は、砂糖を麻薬のようなものだと思っているかもしれません。麻薬であれば、たしかに微量の摂取も命取りになり得ます。

しかし適量の摂取であれば、砂糖は体にまったく悪影響を及ぼしません。1日に推奨されている適量の倍も砂糖が入っている炭酸飲料などを常飲しなければ大丈夫です。

■7:砂糖はドラッグの入り口 ⇒ 迷信

繰り返しますが、砂糖に依存性はありません。

また、砂糖がドラッグの入り口だという考え方も誤りです。砂糖をなめたからといって、ドラッグを乱用してみたくなるわけではありません。

■8:ブラウンシュガーは白い砂糖より体にいい ⇒ 迷信

これは、ブラウンシュガーのほうが、体によさそうな色をしているというだけのこと。

ブラウンシュガーは精製されていないだけで、成分は白い砂糖と同じです。精製されていないぶん独特の風味があり、多少のカリウムやマグネシウムなどの栄養素が含まれてはいますが、健康への影響はほとんどありません。

■9:砂糖は恋の妙薬 ⇒ 迷信

19世紀半ばころまでは、砂糖は女性や子ども、貧しい人を性的に興奮させる作用があると考えられていました。香辛料なども、そうした状態に人を導くものだとされていたようです。

実際には砂糖に限らず、いかなる食べものも、人を性的に興奮させることは科学的に立証されていません。

悪者にされることも多い砂糖。でもそのほとんどは迷信のようです。正しい知識で、適量を摂取しましょう!

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

9 science ‘facts’ about sugar that are completely false-BUSINESS INSIDER

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