歴史はすべて四半世紀以上!子ども向け番組の「長寿」トップ10

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2015.08.28

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子ども向けのテレビ番組には、人それぞれ思い出があるもの。幼稚園に行く前に毎朝見ていたとか、学校を休んだ日にだけ見てもいいなど、各家庭のルールがありましたね。

ところで、子どもに人気の番組は、一度ヒットすると長寿番組になっていく傾向にあるようです。

そこで、現在も放送中の「子ども向け長寿番組トップ10」を調べて、なぜロングヒットが続くのか分析してみました。

栄えある1位に輝いたのは、「子ども番組といえばコレ!」というアノ番組です。

■10~7位:『しぜんとあそぼ』、『えいごであそぼ』、『おはなしのくに』、『てれび絵本』(すべてNHK Eテレ)・・・25年4か月

1990年4月から始まったNHK Eテレの4番組が同率でトップ10を下支え。

Eテレには子どものみならず大人の心も捉える個性的な番組が多いですが、四半世紀以上も続くのは自然観察と語学、そして童話の読み聞かせという典型的な教育番組。

これは、親や先生からの支持が高いからではないでしょうか。テレビを見せておくだけで、子どもたちに教養や豊かな感性が身につくのであれば、見せたい番組として残るの当然です。

■6位:『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ)・・・26年10か月

1988年10月にスタートした正義のヒーローの物語。幼い子にも理解しやすく、「人生で初めて認識したキャラクターがアンパンマン」という子も少なくありません。

原作のやなせたかし先生は2013年に94歳で逝去されましたが、アニメ放送は継続。「単独のアニメーションシリーズでのキャラクター数」として登場キャラの多さもギネス世界一に認定されています。

番組だけでなく、関連商品の売り上げも高く、全国に5か所ある「アンパンマンこどもミュージアム」への来場者も途絶えることはありません。

■5位:『ドラえもん』(日本テレビ→テレビ朝日)・・・累計35年

1973年に日本テレビで半年間放送され、のちに現在のテレビ朝日に放送権が移りました。ドラえもんは、アンパンマン同様に赤ちゃんや子どもの心を掴んで離さないキャラクター。そして藤子・F・不二雄の描くちょっと不思議で夢のある世界観は、大人になった〝元子どもたち〟からの信頼も厚いですよね。6位までの番組の記録を大きく離す35年という長さにも納得です。

■4位:『スーパー戦隊シリーズ』(テレビ朝日)・・・累計39年3か月

1975年4月に「秘密戦隊ゴレンジャー」から始まったいわゆる“戦隊モノ”。初めてのアニメが「アンパンマン」ならば、初めてのドラマは戦隊モノという人も多いのでは?

番組が続く理由のひとつに、各シリーズが1年で放送を終了するということがあるでしょう。次々と新ヒーローが誕生するので、子どもたちが飽きずに視聴でき、どハマリできるというわけ。大人になって「俺ら、○○レンジャー見ていたよね?」という同世代トークが盛り上がる番組といえます。

■3位:『ひらけ!ポンキッキ』(フジテレビ→BSフジ)・・・累計42年

子どものころ、民放朝の帯番組といえばコレでした。1973年以来、ガチャピン、ムックと仲間たちがテレビの前のおともだちに話しかけ、楽しい歌で朝から明るく元気な気持ちになったものです。

日本でいちばん売れたシングル盤「およげ!たいやきくん」などヒット曲が数多く生まれたことでも有名。「ポンキッキーズ」などと名前を変え、現在は「beポンキッキーズ」としてBSフジにて放送中(月~金朝7:30)。鈴木福くんと谷花音ちゃんらが、元気な朝を届けています。

■2位:『サザエさん』(フジテレビ)・・・45年10か月

子ども向けの番組とくくることに違和感が出るほど、全国民にお馴染みのアニメ。1969年の開始から「もっとも長く放映されているテレビアニメ番組」としてギネス世界記録に認定されており、声優の加藤みどりさん(73)は第1回からずっとサザエさん役を演じ続けています。ここまで来ると、放送終了の日は大騒ぎになるかも。

■1位:『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)・・・55年10か月

1959年10月に始まった、まさに子ども番組の母なる存在! 出演者のおにいさん、おねえさんには「自動車の運転はダメ」「子どもに悪影響を与える行動はしない」、おねえさんにはさらに「結婚・妊娠しちゃダメ」などの禁止事項があるとか。

健全な番組づくりを徹底しているからこそ、子どもに見せても安心できる雰囲気になるのでしょう。これからもずっと、子どもと一緒に見たい番組として永遠に続いてほしいものです。

みなさんにも思い出の番組や、番組で聴いた歌などがあることでしょう。いまもテレビをつければ、あのころの自分に戻れる番組が放送中。久しぶりに見てみてはいかがでしょうか?

(文/中田蜜柑)

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