甘いものが大好きな人に朗報です。砂糖のように甘いのに、砂糖より体にいい11種の食材が『Daily Mail Online』で判明しました。なかには、なんとゼロカロリーのものも!
おいしくって栄養も豊富な甘味料を生活に取り入れましょう。ダイエットしている方のために、小さじ1あたりのカロリーが高い順にご紹介します。
■1:アガベシロップ(60kcal)
テキーラと同じ植物でつくられるのが、砂糖より甘みの強いアガベシロップ。血糖値はゆっくり上げますが、フルトースが多く含まれているため、摂りすぎると肝臓に悪いばかりでなく、肥満にもなりやすいので注意。
■2:麦芽糖(60kcal)
濃い茶色で、とろっとした質感の麦芽糖。香ばしい風味が特長です。粉末のものもあり、ブラウンシュガーのように使うことができて便利ですが、麦芽からできているため、小麦アレルギーの人は注意してください。
■3:玄米シロップ(55kcal)
玄米でできており、ハチミツに似た風味のシロップです。
炭水化物でできているため、満腹感を得やすい半面、血糖値が上がりやすいので注意が必要です。糖尿病の人にはオススメできません。
■4:メープルシロップ(50kcal)
カエデの蜜であるメープルシロップ。砂糖よりもずっと甘さは控えめですが、熱してもなくならない独特の風味が特長です。
もちろん栄養も豊富で、ある研究によると54もの酸化防止効果のある栄養素が含まれているそう。色が濃いもののほうがその効果が高いです。
■5:糖蜜(47kcal)
パンやケーキ、ビスケットなどに使われることが多い糖蜜。女性の不調やにきび、肥満、糖尿病などに効果があるといわれています。
何度も砂糖が精製されたあとの廃糖蜜には、小さじ1杯で1日に必要なカルシウムの20%と、40%の鉄を摂ることができます。
■6:ココナッツシュガー(45kcal)
ココナッツの花の芽を熱してつくるココナッツシュガー。シロップや粉末など、さまざまな形状で使われます。
普通の砂糖よりも栄養価が高く、鉄、亜鉛、カルシウム、カリウムなどが含まれています。血糖値をゆっくりと上げる効果も。カレーやソースなどによく使われます。
■7:デーツ糖(43kcal)
デーツを乾燥してつくられるデーツ糖。砂糖よりもずっと甘みが強いため、量を控えることができます。食物繊維やビタミンが豊富で、料理に使うのにもってこい。
ただし、溶けにくいので、コーヒーや紅茶に入れるのには不向きです。
■8:果糖(24kcal)
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な果糖は、フルーツシュガーとも呼ばれます。見た目は砂糖とほとんど同じですが、甘みは砂糖より強め。カロリーは多少ありますが、血糖値にはあまり影響しません。
■9:ハチミツ(22kcal)
もっともポピュラーな天然の甘味料。栄養豊富で、鉄、亜鉛、カリウム、ビタミンB6、リボフラビン、ナイアシンなどが含まれているほか、消化を助ける微生物も豊富です。低温殺菌されていないもののほうが栄養豊富なのでオススメです。
■10:ステビア(0kcal)
脅威のゼロカロリーはステビア。植物由来の有名な甘味料です。砂糖の30倍もの甘みを持つため、使用はごく少量で充分。血糖値も上がりません。血圧を下げたり、炎症を抑えたりする効果もあるという研究も発表されています。
■11:ラカンカ(0kcal)
これもゼロカロリーの甘味料。ラカンカは中国原産のウリ科の植物で、その実から甘味料がつくられます。血糖値をゆっくり上げる糖分で、非常に甘みが強く、少量でも充分な甘みが感じられます。酸化防止作用のある成分も含まれています。
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玄米からも甘味料がつくれるなんて驚きですね。栄養豊富な甘味料を使って、健康においしく毎日を過ごしましょう!
(文/スケルトンワークス)
【参考】