上司の期待を知らない部下は97%!だから仕事が評価されない?

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2015.09.01

tatemae

もしもいま、自分の仕事が正当に評価されていないなら、その原因はひとつ。上司の期待をちゃんと理解していないからでしょう。

ビジネス・コミュニケーション・セミナーの講師歴16年という濱田秀彦さんは、著書『上司のタテマエと本音 なぜ、あなたは評価されないのか?』(SBクリエイティブ)のなかで、「97%もの部下が、上司の期待を正確に把握していない」と主張しています。

ほとんどの人が、この“97%の部下”のひとりですよね。

上司の期待を理解せず、評価されるわけがない! 本書から濱田さんのアドバイスを紹介するので参考にしていきましょう。

■上司のタテマエから本音を読むと評価アップ

そもそも、上司のことばをどう解釈したらわからないという経験を持つ人は多いはず。それはなぜなのでしょうか?

この原因、濱田さんによると、「上司の発することばには解釈に困るものが多くある、そしてそれらの大半は、タテマエである」からだそうです。

さらに、「部下は、上司のタテマエから本音を読み取れなければ、上司の真意がつかめず、真意がつかめなければ、上司の意に沿った行動ができず、その結果、低い評価になる」とも述べています。

それでは、どうしたらいいのでしょうか。著者はこう導きます。

「まずは、あなたの上司がよく使う言葉を探してみてください」

たとえば、「あれ、どうなった?」「まじめだね」「オレはどっちでもいいんだけど」「昼メシどこにする?」「で?」なんてことばを使っていませんでしたか?

■「できる範囲でかまわないから」の本音は?

ここでひとつ、例を挙げましょう。

上司がこの「できる範囲でかまわないから」ということばを使って、仕事を依頼してきたとします。

これを額面通り、「可能な範囲だけやればいいんだな」と解釈するのはNG。上司の本音は「まあ、全部君がやることになるんだけど」なのだそうです!

上司は、はっきりそういって断られることを避けるため、「できる範囲」というタテマエの表現を使うのですから、「ここは覚悟を決めて取りかかるのが望ましい」と著者は続けます。

ですが、全部は無理という場合もあるでしょう。そんな場合の対処法も含め、いかに上司のタテマエを読み解き、期待に沿った行動ができるよう、わかりやすく説明してあります。

タテマエというと、ネガティブなイメージもありますが、仕事に限らず、相手のことばの背後に真意を察することは、意義があることだと著者は説きます。

それはつまり、「相手の真意だけでなく配慮まで感じ取れる、素晴らしい人になりませんか」ということ。

これ、なんだか仕事ができそうな感じですよね。評価も上がりそうです。

というわけで、この本につまった上司の本音を知って、上司の期待を理解できない97%のひとりから脱却してみませんか?

(文/Kinkiii)

 

【参考】

濱田秀彦(2015)『上司のタテマエと本音 なぜ、あなたは評価されないのか?』SBクリエイティブ

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