たった3分プレイするだけ!あらゆる欲望が減る「究極のゲーム」

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2015.09.02

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頭でわかっていても、欲望をコントロールするのはなかなか難しいもの。

しかし、ある有名なゲームを3分プレイするだけで、薬物や食べもの、タバコ、アルコールやセックスを欲する気持ちが減るということを科学者が発見しました。この発見は、さまざまな欲望に苦しんでいる人たちの助けになると考えられています。そのゲームとは、なんと「テトリス」!

『The Daily Star』が紹介した、驚きの発見を見ていきましょう。

■15人が行ったテトリスをプレイする実験

プリマス大学とクイーンズランド工科大学の心理学者チームが、31人の被験者を対象に、1週間にわたるモニタリングを行いました。

被験者たちは18歳から27歳で、1日のうち任意の時間にゲームをします。また、自分の欲望についてテキストメールで報告することになっています。そして、この実験で15人の被験者がプレイすることになっていたのは「テトリス」でした。

報告された欲望のうち、30%は食べものやソフトドリンクについてのものでした。具体的にはコーヒーやタバコ、ワイン、ビールを含む依存物質に関連するもの、16%は睡眠、ゲーム、 セックスなどの活動でした。

■テトリスプレイで欲望の度合いが減少した

研究者たちは、テトリスをプレイすることは、アルコールやニコチン、カフェインなどの依存物質の欲望の強さや、ゲームやセックスなどの活動への欲望の強さを平均で13.9%減らすということを発見しました。

効果は1週間にわたって一貫したものでした。「視覚認識への干渉が、特定の物質や活動への欲望を減少させる可能性を示唆した最初の証明になるかもしれません」と研究者たちは語っています。

■テトリスでセルフコントロールする時代に?

研究著者のジャッキー・アンドレードさんは次のように語ります。「テトリスをプレイすることは、依存物質、食べもの、活動への欲望の強さを70%から56%に減少させました。

これは、認知的干渉が欲望を減らす役割をした初めての実証です。欲望は特定の物質を消費したり、なんらかの活動に没頭したりした経験を想像しているために起きると考えられます。

テトリスのように視覚的におもしろいゲームをプレイしていると、心象をつかさどる心理プロセスがそちらに使われてしまい、欲望すべきなにかを想像することができなくなるのではないかと予想しています。テトリスは、人々が生活のなかで自分自身の欲望をコントロールするのに役立つかもしれません」

■テトリスの欲望を減らす効果は1週間持続

もうひとりの著者、ジョン・メイは効果が1週間にわたり減退する様子がないことにも言及しています。

「これは重要な発見になる可能性を秘めています。単独で効果のある干渉は珍しく、普通はないものなのです。たいていは患者たちがその干渉に慣れてしまえば効果が減退するものですから」とも彼は語っています。テトリスのように長く効果が続くものはとても珍しいようです。

日本でもとても有名なテトリスが、自分の欲望をコントロールするために使えるなんて驚きですね。なにかが欲しくてたまらないとき、そっとテトリスをはじめると効果的なのかもしれません。ただし、テトリス依存にならないように要注意。

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

Playing Tetris for 3 minutes stops craving sex, alcohol and food-The Daily Star

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