「恋愛対象が異性のみの若者」は46%しかいないことが明らかに

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2015.09.03

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みなさんの恋愛対象は異性ですか? それとも同性ですか?

同性愛者はマイノリティだと思われがちですが、「自分は完全に異性愛者である」と思っている若者は、全体の50%以下だということを『The Telegraph』が明らかにしています。

記事によれば、恋愛対象が異性か同性かということは、白か黒かのような完全な2択ではないのだとか。人の気持ちは、もっと複雑なようです。

■性的指向を7段階で表す「キンゼイスケール」

イギリスの大人1,632人を対象に行われたこの調査は、自分の性的指向をキンゼイスケールのなかに位置づける、というものです。

キンゼイスケールは性的指向を表すための指標で、0の「完全な異性愛者」から6の「完全な同性愛者」まで7段階あります。

中間には、「恋愛対象はほとんど異性だけど、ときどき同性にもドキッとすることがある」といった「優勢的な異性愛者」や、「基本的に異性が好きだけど、同性ともときどき関係を持つ」といった「異性愛者に近い両性愛者」などがあります。

■なんと「完全な異性愛者」は46%と半数以下

調査の結果としてわかったのは、18歳から24歳の若者のうち、49%は自分の性的指向を0の「完全な異性愛者」以外だと認識していること。しかし、自分を6の「完全な同性愛者」だと思っている人は6%にとどまっています。あとの大多数は1から5の、両方が入り混じっている数字を選んだのです。自分を「完全な異性愛者」だと認識しているのは46%と半分以下でした。

若者に限らず、調査を受けた全体で見るとその差はもっと大きくなります。72%が「完全な異性愛者」を選び、その他を選んだのはたった28%。自分は「完全な同性愛者」だと答えたのは4%と少数で、中間を選んだのも19%でした。

世代的には若い世代のほうが、より自分の微妙な性的指向を意識しているようです。

■恋愛対象の性別はときどき変わるものなのかも

しかし最近はどの世代でも、性的指向は変わるものだと捉えている人が多いそうです。異性愛者の60%と、同性愛者の73%が、それぞれ自分のなかに違う指向があると認識しています。「性的指向に中間はない」と考えているのはたった27%だったということです。

マイリー・サイラスやカーラ・デルヴィーニュなど、さまざまな性的指向を持つ有名人も増えています。こうしたことも、性に対する考え方を自由にする文化的な土壌をつくっているのではないかと考えられています。

人間は子孫を残すためだけに恋愛するのではありません。あらゆる性的指向があるのは、ある意味で「人間らしさ」と呼べるものかも。いずれにせよ、どのような恋愛観を持っていても、たくさんの人がハッピーに過ごせる社会になるといいですね。

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

Nearly half of young people don’t think they are exclusively heterosexual-The Telegraph

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