90%が実感!相手の目を「10分間」見つめ続けると幻覚が出現

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2015.09.05

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「じっと目を見つめ合う」という行為にはロマンティックイメージがありますが、『Daily Mail Online』によると、相手の目を10分間見つめていると幻覚を見ることが最近の研究で判明したのだそうです。

見つめ続けることで脳の認識に変化が起き、歪んだ顔やモンスターの顔が見えてくることすらあるのだとか。子どものころには「相手の目を見て話しなさい」と叱られたものですが、もしかするとそれはとても危険なことだったのかも!?

■10分間お互いに見つめ合う実験

実験は、イタリア・ウルビーノ大学のジョバンニ・カプト氏によって行われました。

集められた20名のボランティアが薄暗い部屋でペアになり、お互いの目を10分間見つめ合い続けたというもの。

ボランティアは実験の目的を知らず、ただ「瞑想のプログラム」と告げられていただけ。それぞれのペア間の距離は1メートルほど。色がわかりにくい程度まで照明を落としたのは、そうすることで相手の顔のつくりをよりはっきりさせる効果があるからだとか。

一方、別の20名のグループは、同じような照明の部屋で、10分間なにもない壁を見つめるよう指示されました。そして10分後、それぞれのボランティアに「なにを見たか」「気持ちがどう変化したか」を聞きました。

■90%の被験者が幻覚を経験!

「現実とのつながりが失われていった」と答えたのは、ペアで見つめあったグループ。まわりの音が大きくなったり小さくなったりして、時間が長く感じられのだそうです。そして、自分がまわりから隔絶されていくような感覚に陥ったというのです。

また、90%が「歪んだ顔が見えた」といい、その4分の3が「モンスターの顔を見た」と回答。そして半分は相手の顔に自分の顔と似た部分を見つけ、15%は相手が親戚に似ていると感じたそうです。

2010年にも、同じような実験が行われています。対象の50人は、それぞれ10分間鏡のなかの自分を見つめ続けるように指示されました。こちらの実験でも、やはり早い人では1、2分くらいから自分の顔が歪んで見える、動物の顔に見えるなどの現象が見られたということです。

■感覚と認知が影響し合うから?

カプト氏は、お互いの目を見つめることが、人間の認識に影響を与えていると考えています。視覚を脳で認知するプロセスが繰り返されることで、反響に似たなんらかの効果が生まれるということ。その結果、相手の顔が歪んで見えたり、モンスターが見えてしまったりするのではないかという考えです。

はっきりとした仕組みはわかっていませんが、「顔を見つめ続ける」ということには不思議な効果があるようです。どんなに好きな相手でも、見つめすぎには注意した方がいいかもしれませんね。

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

Look into my eyes! Staring at someone’s pupils for 10 minutes can make you HALLUCINATE and even see monsters-Daily Mail Online

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