これだけは知っておくべき!美と健康を損なう「6つ」のミネラル

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2015.09.06

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ご存知でしたか? ミネラルにも、摂るべきミネラル「必須ミネラル」と、溜め込んではいけないミネラル「有害ミネラル」があることを。

飽食の時代に生きる現代人にとって、必須ミネラルは欠乏しがちな栄養素です。

土壌中のミネラル枯れが生じ、農作物のミネラル含量が減少していること、そして食品の加工過程でミネラルの損失が起こることがその原因です。

一方、日常生活には有害ミネラルが氾濫しています。

忘れてはならないのは、必須ミネラルの不足や有害ミネラルの過剰蓄積は、生理作用に悪影響を与えるということ。

そこで、基本的なことを確認してみましょう。

■なぜミネラルは大事なの?

炭水化物、タンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラル、食物繊維は6大栄養素。

人体における構成比率の4%を占めるミネラルは、人間に不可欠な栄養素です。ところが残念ながらミネラルは体内でつくり出せないため、日常的に意識して摂取することが必要なのです。

ミネラルは自然界に存在する無機物質で、多くは食物を通して取り込まれます。そしてからだの機能を維持、調節し、重要な機能を果たしてくれるのです。

・骨や歯の形成

・骨粗鬆症を防止

・エネルギーの生産

・赤血球の適正な状態維持

・適切な心臓の機能維持

・健康な心臓のリズム維持

■6つの「有害ミネラル」とは

ちなみに、気になる有害ミネラルには以下のようなものがあります。

(1)カドミウム・・・イタイイタイ病の公害物質として知られています。

(2)水銀・・・有機水銀と無機水銀に分類され、生活環境で摂取する有機水銀の大部分は魚介類に由来し、生魚を多く摂取する日本人は高い傾向にあります。

(3)鉛・・・酵素の働きを妨げ、造血機能を阻害します。

(4)砒素・・・有機砒素よりも無機砒素の方が毒性が強いといわれます。海藻類から摂取される砒素の大部分は有機砒素化合物なので、ほとんど問題はありません。

(5)ベリリウム・・・平成11年に改正された「大気汚染防止法」において、低濃度であっても長期的摂取により健康被害の恐れがある有害大気汚染物質に指定されました。

(6)アルミニウム・・・食品添加物(膨張剤、着色料)、調理器具、保管容器などから摂取する機会が多いと考えられています。

■女性の悩みにも影響アリ!

これらの有害ミネラルが体外に排出されずに蓄積されると、冷え性、不眠、肌荒れ、食欲不振、慢性疲労、生活習慣病などの原因にもなるといわれています。

また、多くの女性の悩みである不妊や月経不調、月経前症候群(PMS、PMDD)、冷え性などにも、必須ミネラルと有害ミネラルが大きく関わっています。

たとえば月経前症候群のうつ様症状やむくみ、神経過敏、生理痛の緩和にはマグネシウムが、そしてエストロゲンやプロゲステロンの働きを活性化するには亜鉛が有効です。

■簡単なミネラル検査しよう

つまりミネラルの働きは、生活習慣や身近な悩みに密接しているということ。

どんなミネラルが不足し、どれほど不要なミネラルが体外に排出されず蓄積されているかを知ることが、病気の予防や症状の緩和につながるわけです。

最近では、毛髪や爪、血液や尿を採取するだけのミネラル検査も多くあります。筆者も受けた毛髪ミネラル検査では、少量の毛髪を提出するだけでミネラルの数値はもちろん、改善のための献立などを受け取ることができます。

健康のため、3~6ヶ月に1度くらいの割合で受けてみるといいでしょう。

(文/Marico Taguchi)

 

【参考】

日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要-厚生労働省

ら・べるびぃ予防医学研究所

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