卵子の数は老化で減る!抗酸化力を高める習慣で「産める体作り」

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2015.09.11

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産婦人科医でもある船曳美也子医師の著書、『女性の人生ゲームで勝つ方法』。著者は、43歳で初めて出産した経験を持ち、「卵子のアンチエイジング」を提唱しています。

社会進出や晩婚化、ライフスタイルの変化の影響もあり、ライフステージをデザインするときには、「仕事が楽しくなる年齢」「結婚を意識する年齢」「出産できる年齢」がついてまわりますよね。

「30代後半での初産」という人も少なくない時代になり、リスクも示唆されていますが、「卵子のアンチエイジング」でいつでも産めるからだづくりをしておけば、自分自身のライフステージにマッチした選択ができると著者は綴っています。

■実は卵子と実年齢は一緒!?

「胎児の時に作られた卵子は年齢と共に老化し、数も減っていく、限りあるもの」

35歳ならば、卵子自体も35歳だそう。

高齢になるにつれ、染色体の異常も起こりやすくなり、それが不妊に繋がるかもしれないといいます。

では、それを防ぐ方法はないのでしょうか?

日々、体内では活性酸素が発生し、分子を酸化させ、老化現象を招きます。

そのため、しみやしわなど美容の大敵だけでなく、がんや動脈硬化などの病気の原因にもなるそうです。

これらを防ごうと、わたしたちの体内では酸化ストレスに対抗する酵素、抗酸化酵素がつくられますが、年齢とともにこれも低下していくのだそうです。

つまり、いつでも産めるからだづくりで大切なのは「抗酸化力」なんですね。

■抗酸化力を高める習慣を!

この「抗酸化力」を高めるのが、緑黄色野菜に含まれるアルギニンや、魚に含まれるオメガー3脂肪酸など、酸化ストレスを低下させる食べもの。

また、ビタミンC、ビタミンE、グルタチオンなど抗酸化力があるもの、動脈硬化やがんなどにも予防効果があるファイトケミカルの一種であるレスベラトロールを含む赤ワインなどを取り入れた生活を薦めています。

<抗酸化力を高めながら悪い習慣の改善>

・過食、糖質、脂質の摂取はほどほどに

・体を適度に動かす

・喫煙や睡眠不足、栄養不足、ストレスなどの生活習慣

・1年を通しての冷え性

・ネガティブ思考で細胞老化

「生活習慣の見直しはもちろん、心の状態も卵子のアンチエイジングには大切」だそうです。

きょうから自分自身の習慣を見なおし、産みたいと思った時に産めるからだづくりをしていけば、自然と卵子のアンチエイジングにつながっていくということですね。

女性のライフステージを考える際に、参考になる一冊だといえます。

(文/Marico Taguchi)

 

【参考】

船曳美也子(2013)『女性の人生ゲームで勝つ方法』主婦の友社出版

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