人生は「1日たった10秒のアクション」で劇的に変えられる!?

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2015.09.16

suzie.20150916

人は、いまの自分ができないことを重要視し、できることを軽視しがち。

その点を指摘したうえで、『今すぐ変わりたい人の行動イノベーション』(大平信孝著、秀和システム)の著者は「行動すること」の重要性を訴えかけています。

しかも本書でクローズアップされているのは、「たった10秒」のアクション。

その10秒を行動するかしないかで、人生は大きく変わってくるというのです。

■「いつか」を「いまから」に変えること

著者が提案する「10秒アクション」の定義とは、「1日のどこかで10秒間を使って、なにかひとつだけ自分の気分を上げる『行動』をしてみよう」というもの。

3つでも5つでもなく、ひとつだけ。しかも「行動」は、自分があがるものならなんでもOKなのだそうです。

簡単すぎるようにも思えますが、この考え方には根拠があるようです。

なにかやりたい夢があるのだとしたら、それを実現させるために大切なのは、「行動」を開始すること。

やりたいことに対して「いつかはやろうと思っているんだけど……」と考えている人は少なくないはずですが、この「いつか」を「いまから」に変えれば、人生は動き始めるということです。

■はじめの一歩で展開が大きく変わる

とはいえ、なぜ「1日たったの10秒の行動で人生を変えられる」などといい切れるのでしょうか?

著者によればそれは、たった10秒で行う「最初の行動」には、「ドミノ倒し」や「自転車の漕ぎ出し」のイメージがあるからだとか。

たとえばドミノ倒しの場合、最初の1枚が倒れなければ、その他のドミノは倒れていきません。

逆にいえば1枚目が倒れるとき、それは「ゼロから1が生まれる瞬間」になるということ。

はじめの一歩があるからこそ、その後の展開が大きく変わっていくわけです。

そして「行動」を物語るもうひとつのポイントは、「はじめの一枚を倒す力は、指でチョンと押すだけ」だということ。ほんの少しの「行動」でいいのです。

■最初の一歩で人生が変わるのはなぜか

「自転車の漕ぎ出し」についても同じ。自転車のペダルを踏み出すときには力を入れてペダルを踏み込みますが、自転車が動き出してしまえばあとは楽。

そしてこのシーンにも、「行動」の本質がふたつ隠れていると著者はいいます。

ひとつ目は、「まったく動いていない物体を動かそうと思えば、必ず力が必要になる」ということ。ドミノ倒しで1枚目を倒すことと通じるものがあります。

もうひとつは、「いったん動き出してしまえば、あとは簡単に動けるようになる」ということ。

つまり、「最初の一歩で人生が変わる」というのは、こういう考え方。だからこそ、最初の「行動」をするために費やす時間は、1日のなかの「たった10秒」で十分だというわけです。

このように基本的な考え方を軸として、本書には「10秒アクション」によって人生を変革させるためのメソッドがわかりやすく紹介されています。

心のなかにモヤモヤしたものがある人は、読んでみると気づきを得ることができるかもしれません。

(文/印南敦史)

 

【参考】

※大平信孝(2015)『今すぐ変わりたい人の行動イノベーション』秀和システム

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