意外と高カロリーなサンドイッチを150kcal以下にする工夫

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2015.09.17

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朝食や昼食に、ちょっと小腹がすいたときに……。コンビニなどでも手軽に買えるサンドイッチ。具のバリエーションも豊富でおいしいですよね。

でも、じつはカロリーが意外と高いことに気づいていました?

たった2切れ入りで、300キロカロリー超えは当たり前なんです。

というわけで、定番&人気のサンドイッチを具材の量やソースを工夫して150キロカロリー以下に抑えるべく、管理栄養士の望月理恵子さんにレシピを考案してもらいました。

実際、どんなサンドイッチになるのか、さっそくレシピをもとにつくってみましょう。

■食パン2枚で116キロカロリーもあった!

12枚切、耳なしで売られている「サンドイッチ用の食パン」は、2枚ですでに116キロカロリーになるんです。

つまり、150キロカロリー以内でサンドイッチを完成させるには、具材やソースを34キロカロリー以内にしなければいけません。けっこうハードルが高いですね。なので、バターやマーガリンは基本的に塗りません、というか、塗れないのです。

■サンドイッチを150kcal以内で作る工夫

[1]野菜たっぷり「玉子サンド」(138kcal)

ゆで卵1/4個を使い、できるだけ薄くスライスし、パンの上に並べます。味つけは塩、コショウのみ。

レタスや薄切りにした玉ネギをはさめば、ボリュームが出ます。そのときに、ノンオイル和風ドレッシングを大さじ1弱かけても150キロカロリー以内でつくれます。

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ゆで卵1/4個って、本当に少ない……。通常の味を想像すると、玉子っぽさがあまり感じられないので期待を裏切られますが、レタスのシャキシャキ感と玉ネギの辛みが絶妙なアクセントになって、意外といけます。いうなれば、野菜で食べる「ヘルシー玉子サンド」という感じです。

[2]玉子1/4個で作る「オムレツサンド」(138kal)

「玉子サンド」と同じく玉子1/4個を使い、テフロン加工のフライパンでオムレツをつくり、サンドするだけ。玉ネギのみじん切り10gを入れると4キロカロリー増えるものの、ボリュームアップするというので、入れてみました。

味つけは塩、コショウのみ。ボンレスハムかプレスハム(10g)をみじん切りにしてオムレツに加えても12キロカロリーアップするだけなのでOKです。

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玉ネギのみじん切りを加えても玉子1/4個でつくるオムレツは、本当に小さい。そこで、パンに乗せたあと、真ん中からふたつに開きました。量が少ないので、卵ならではのコクやうまみは少ないですが、半熟気味の食感と玉ネギの歯触りがダイレクトに味わえますよ。ケチャップはカロリーが高いので使いません。

[3]ボンレスハムでつくる「ハムサンド」(140kcal)

食パンにハムを1枚(約20g)はさむだけ、というシンプルなサンドイッチ。ただし使うのは、ロースハムではなく、ボンレスハムかプレスハムです。

豚肉の背中の肉でつくるロースハムは、もも肉を使うボンレスハムやプレスハム(肉の小片を塊のようにしたもの)より15キロカロリーほどエネルギーが増えるので避けましょう。

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噛めば噛むほど、食パンの甘みとハムのうまみが感じられますが、バターもソースもないので、もの足りなさを感じるかもしれませんね。レタスなどの葉物野菜を加えることで、ボリューム感や食感に変化をつけられます。

[4]キュウリと相性抜群「ハムとキュウリのサンドイッチ」(143kcal)

ハムサンドに、薄くスライスしたキュウリ1/5本(20g)を一緒にサンドしました。レタスなどの葉物野菜をお好みで加えてもOK。塩、コショウか、ノンオイル和風ドレッシングを小さじ1かけて味を調整しても150キロカロリー以内に抑えられます。

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キュウリ分の3キロカロリーが増えるだけですが、食べたときの満足感はそれ以上! キュウリの歯ごたえと独特の香りが加わるだけで、単調なハムサンドの味わいが複雑になり、グーンとおいしくなります。キュウリの実力、恐るべしです。

[5]これぞ野菜サンドの王道「レタスサンド」(148kcal)

バター小さじ1(4g)をパンに塗り、レタス2枚を適当にちぎって乗せ、はさむだけ。バターを使わなければ、119キロカロリーという低カロリーが実現できます。

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バターは小さじ1しか使えないので、残念ながらまんべんなく塗ることはできません。その代り、レタスだけはたっぷり。2枚でわずか3キロカロリーという低カロリーに頼もしさを感じます。

しかし、これだけで「本当においしいの?」と不安になりますが、心配は無用。レタスのみずみずしさとシャキシャキ感に甘いバターの香りが溶け合い、繊細な味わいが楽しめます。

カロリーダウンのために量を減らさざるを得なかったゆで卵。せめて1/2個が使えないかと思いついたのが、レタスでサンドするという方法です。そういえば、そんなハンバーガーもありますよね。

1枚のパンの上にゆで卵1/2個をのせ、ノンオイル和風ドレッシングをかけてレタスではさめばでき上がり! カロリーダウンしながら、玉子の量が2倍になるので、やっぱりおいしいです。ラップの上でサンドすれば、食べにくさも気になりません。

レタス、キュウリ、玉ネギ……。サンドイッチでカロリーダウンするなら、野菜を上手に使いましょう。味に変化がつくし、ボリュームアップにもなりますよ。

(文/山本裕美)

 

【取材協力】

望月理恵子・・・管理栄養士、サプリメントアドバイザー、ビタミンアドバイザー。調剤薬局、サプリメント会社に勤務後、独立。強制・禁止などの指導ではない“楽しく自然に身に付く栄養カウンセリング”と、アンチエイジングクリニックや皮膚科などで美容・肩こり・冷え・眼精疲労など“健康な人にもおこりうる悩みに対してのカウンセリング”を得意とする。現在は、健康検定協会を運営しながら、栄養専門誌など、幅広い媒体で執筆活動中。

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