日本の食料自給率は40%!食の不安から身を守る4つのステップ

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2015.09.22

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農薬や添加物の危険性などに注目が集まっていますが、まずは「食の不安」を正しく理解することが大切。

そのうえで、危険なものを避ける目を養い、闘う強いからだをつくって健康維持に役立てたいものです。

■正しく理解しておきたい4つの食の不安

(1)年々、使用量が増えている農薬

農家の人たちは、病害虫と雑草と戦いながら大切に農作物を育てています。しかし、農薬の使用量は年々増加傾向にあるといわれています。

理由は、野菜や果物に化学肥料を与えすぎたり、品種改良によって病害虫への抵抗力が弱まったりしているから。

(2)輸入食材に頼る日本の現状

ご存知のとおり、現代の日本は食べものの多くを輸入品に頼っています。

食料自給率は現在40%に満たず、輸入品で補っているわけですが、実は輸入食材には日本で禁止されている農薬などが使用されていることもあり、それが不安視されています。

(3)手軽で便利な加工食品の不安

安価で便利なお惣菜、加工食品は忙しい現代人には欠かせないものとなりましたが、それらの食品には沢山の添加物が使用されているのをご存知ですか?

腐敗を防ぐための保存料や酸化を防ぐための酸化防止剤、甘味・酸味料、直食料、凝固剤、香料など、食品のパッケージに貼られた表示を見ると、原材料がわからなくなるほどの添加物が並べられています。

厚生労働省によって安全性を認められた添加物は1,500品目。しかし、本当に安全で必要なものなのでしょうか。

(4)残留農薬と添加物で老化促進

不安物質(残留農薬や食品添加物、抗菌性物質)は、発がん性などが指摘されています。体内に入ることによって、大量に発生する活性酸素が細胞や遺伝子を傷つけてしまうことが問題になっています。

それが病気や老化の原因となっているからです。

■食の不安から身を守る4つのステップ

[1]「買い方」「選び方」で身を守る

まず、産地や栽培方法を必ず確認します。また買う時期は、旬のものがもっとも安心といわれています。

旬のものは生育が早いため、農薬の使用量が少なくて済むからです。

[2]食べ方や調理の仕方で除毒する

調理の下ごしらえの基本である「水洗い」「茹でる」「刻む」などは不安物質を除去する効果があります。

たとえば農薬の多くは水溶性なので、水にさらすと除毒効果があり、流水だとより効果的です。それぞれの食材にあった下ごしらえ、調理法を知ることが大切なのです。

[3]活性酸素を防ぐ食べ方で強い身体に

不安物質が体内に入ってくると、細胞を傷つける活性酸素が大量に発生します。

それが病気や老化の原因になるため、この活性酸素の増殖を防ぐことが必要。

活性酸素を防ぐために必要な抗酸化物質は3つの方法でつくり出し、補うことができます。

・良質のタンパク質や5つの補酵素ミネラル(マンガン、銅、亜鉛、鉄、セレン)を摂り体内で酵素をつくり出す。

・ビタミンA、B2、C、Eを多く含む食品(枝豆、小松菜、クレソン、青じそなど)を多く摂るようにする。

・キサントフィル(かぼちゃ、サケ、イクラ、卵黄など)、クルクミン(カレー粉やウコンなど)、グルタチオン(ほうれん草やブロッコリーなど)、カテキン(お茶)、ポリフェノール(大豆、コーヒー、赤ワイン、ブルーベリーなど)などのファイトケミカルを多く摂るようにする。

[4]不安物質に対抗するため免疫力を上げる食事をする

良質のタンパク質、ファイトケミカルが豊富な野菜を1日3品以上、そしてきのこ類や海藻など発酵食品をよく食べることがポイントです。

これらの食事を続けることで不安物質に負けない強固なからだづくりを目指しましょう。

「食の不安」といっても、なにもかもを恐れる必要はありません。

たしかな情報と知識を得て、選ぶ目を養い、実践するだけで、からだは正しく機能します。

手軽で便利、安くておいしいだけの食事を控え、からだが喜ぶ食事に変えていきませんか?

(文/Marico Taguchi)

 

【参考】

食品中の残留農薬等-厚生労働省

食品添加物-厚生労働省

日本の食料自給率-農林水産省

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