不安を「44%」も減らせる!簡単かつ効果的な片鼻呼吸法とは?

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2015.09.22

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人は誰でも不安を感じること、気持ちが落ち込むことがあります。しかし不安感がずっと続いたり、ストレスを溜め込みすぎたりするのは、からだによくありません。

ストレスを解消するには、好きなことをするのがよいといわれていますが、お金も時間もかかることが多いもの。

忙しい毎日のなかで、簡単にストレスを軽減できる方法があるなら、知りたいところですね。そこで今回は、お金も道具も必要ないストレス解消法を紹介します。

■呼吸はストレス軽減に効果的!

新しい研究によれば、ヨガの呼吸法はうつ状態を緩和したり、不安を和らげたりすることに役立つそうです。

イタリアの研究者たちは、うつ病や不安障害などを持つ69人を対象に2週間のスダルシャンクリヤ呼吸法の講習会を開きました。

参加者たちは2週間の講習会が終わった後も、自宅でスダルシャンクリヤ呼吸法を練習し、週に1回のフォローアップ集会に参加しました。

その結果、6ヶ月後には参加者たちの不安スコアが約44%低下し、多くの人がもう臨床診断を受ける必要がなくなったそうです。またうつ病や恐怖症、敵意を含む精神症状を測る総合試験のスコアも45%減少しました。

さらに多くの参加者がよく眠れるようになったと報告し、女性は月経前症候群の症状が緩和されたといいます。呼吸法によって、たくさんのうれしい効果が見られたのです。

■自宅ですぐできる呼吸の仕方

ストレスや不安が軽減できる呼吸法は、ぜひ日常に取り入れたいもの。誰でも自宅で簡単にできるのが「片鼻呼吸法」です。毎日5分×2回行いましょう。

片鼻呼吸法では、左右の鼻の穴を交互に使い、息を吸ったり吐いたりします。

ひとつの鼻孔で息を吸い込むことで、前頭前野が活性化します。右前頭前野は副交感神経の働きをコントロールし、左前頭前野は交感神経反応に影響力を与えます。

それでは、片鼻呼吸の仕方をご紹介しましょう。

(1)楽な姿勢で座ります。左手は左の膝に置き、目を閉じます。

(2)右手を顔に持っていき、人差し指と中指を眉毛の間に持ってきます。薬指と小指は左の鼻孔、そして親指は右の鼻孔に置きます。

ここから左右の鼻孔を交互に使い呼吸をしていきます。

(3)親指で右の鼻孔を塞いで、左の鼻孔から息を吐き出します。

(4)左の鼻孔から吸って、薬指と小指で左の鼻孔を塞ぎます。右の鼻孔から親指を離し、ゆっくりと右の鼻孔から息を吐き出します。そして右の鼻孔から吸います。

(5)これを5分間繰り返します。

この呼吸法なら、いままでヨガをしたことがない人でも手軽に簡単にすることができます。朝起きてすぐ、お風呂上り、就寝前など時間を見つけて試してみましょう。毎日続けることで、効果を実感できるはずです。

(文/椎名恵麻)

 

【参考】

The Easy Breathing Technique That Can Lower Your Anxiety 44%-Prevention

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