今「10代の子ども」のストレスが深刻!前世代より不安が大きい

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2015.09.28

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現代はストレス社会。社会人になってからは、常にストレスと戦いながら仕事に向かわなければなりません。しかし、ストレスが大人だけの問題ではなくなってきているのも事実。

新しい調査によれば、楽しいはずの10代の学生たちにも、ストレスを感じている子たちが増えてきているというのです。

12~18歳のうち、88%が過去1年間にストレスを経験しており、平均して週に2回はストレスを感じているとか。

しかも、3分の2のケースでは不眠症、摂食障害、うつ病などのストレスが原因となる病気につながっているといいます。『Belfast Telegraph』から、10代のストレス事情について見ていきましょう。

■10代のストレス原因は大人と変わらなくなっている?

子どもたちがもっともストレスを感じているのは、勉強についてでした。

学校でうまくやっていけるか不安に感じている子どもの割合は、なんと81%。次に多いのが35%の将来についての不安です。

10代の子どもはすでに将来に向けて正しい選択ができるかと、すでに自分のキャリアプランに不安を感じているのです。

30%は友だちとのけんかに、29%は両親とのいい争いに悩んでおり、人間関係の悩みもつきないようです。

そして、SNSで自分をよく見せられるかという現代ならではの悩みも15%の子どもが感じています。そして11%は金銭絡みの問題で悩んでいるというので、ストレスの原因は大人と変わらなくなってきているともいえます。

■子どものストレスは大したことがないとみなされやすい

たくさんの子どもたちがストレスを抱えていますが、大人からは簡単に対応できることであったり、取るに足らないことで悩んでいたりするように見えるため、子どものストレスは過小評価されがちになります。

事実、7分の1の大人は、子どもがストレスを訴えてきても信じないといい、40%の大人は子どもがオーバーにいっていると考えるそうです。

しかし現代の子どもたちは前の世代にくらべ、学問の分野でも、社会的にも経済的にも、幼いころから多くのストレスにさらされているのです。

■ストレスに対応しきれない子どもは両親の助けが不可欠

悩みの種はつきない子どもたちですが、脳が未発達であるぶん、大人よりもストレスに対応する力がありません。そこで子どもたちがストレスを乗り越えるには、両親や家族の助けが不可欠です。

しかし、子どもたちの35%は学校で人気者になる(18%)よりも、いじめられる(16%)よりも、両親をがっかりさせたくないと感じているのです。そのため、両親に悩みを打ち明けるよりもYouTubeやFacebookを見てストレスを紛らわせたほうがましだとすら考えています。

ストレスに自分で対応できないのに、自分から打ち明けてくれるとは限らないわけです。

■こんな行動は子どもからのSOSサインなので要注意!

子どもがストレスを感じているのであれば助けてあげたい。でも、思春期の子どもたちは感情の起伏が激しくて、突発的に機嫌が悪くなっているのか、ストレスや不安から態度がおかしくなっているのか、見分けるのが難しいもの。

子どもたちが悩みを抱えているかを見分けるためには、おかしな態度が長期間続くか、愚痴をいいたそうな態度を伴うかで判断するとよいようです。

その他、家に閉じこもりがちになったり、なにかと発言につっかかってきたり、兄弟と激しくぶつかっていたりする場合も要注意です。

現代の子どもは、大人と変わらないような悩みを抱えていることがわかりました。しかも、まだストレスに対応できない子どもたちは自分で助けを求められない場合もあります。子どもたちが少しでも安心して成長し、大人になれるように、サポートしていきたいものですね。

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

Steps to deal with teenage anxiety- Belfast Telegraph

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