ファスティング(専用飲料と水による酵素断食)や、ローフード(未加工食材を使用した食品や食材を、生で摂取する食生活)が話題になっています。
そこでご紹介したいのが、『美人は7日でつくられる。』(前田由紀子著、フォレスト出版)。
ファスティングとローフードのメソッドを、わかりやすく紹介した書籍です。でもローフードはともかく、“プチ断食”としてのファスティングは大変そうにも思えます。
実際『マイナビウーマン』のアンケートでも、経験者は22歳~34歳の働く女性のなかで12.5%しかいませんでした。
そこで、そんなイメージを覆すべく、「ファスティングで艶めくモテ体質になる『3つの理由』」に焦点を当てたいと思います。
■ファスティングの意外な効果とは
著者によれば、ファスティングを行うと具体的には次のような効果があるそうです。
(1)エネルギーがあふれてくる
(2)ポジティブになる
(3)行動できるようになる
それぞれについての解説を見てみましょう。
■モテ体質になれる「3つの理由」
(1)エネルギーがあふれてくる理由
モテる人とは、自然と引き寄せられ、憧れたり、そばにいたいと思わせる人。そういう人は、エネルギーにあふれているものだと著者はいいます。
いいかえれば、「生命力にあふれている人」だということ。
あふれるようなエネルギーがある人は健康ですから、まずは食事で食生活を整え、エネルギーをチャージすることが大切。
すると肌がキレイになったり、見た目もすっきりしてきたり、外見的な美しさにもつながるといいます。
(2)ポジティブになる理由
ファスティングをするとメンタルが強化され、考え方もポジティブになってくるそうです。
そしてファスティングのいちばんの心の変化は、行動力にあらわれてくるのだとか。ちょっとのことではへこたれなくなるということです。
つまり、心とからだの執着心が取れ、捨てるということが怖くなくなるので、自分に強くなれるということ。
だからファスティングをしてみれば、無理なくモテる状況になるのだと著者はいいます。
(3)行動できるようになる理由
ファスティング前の状態は、いってみれば両手に重い荷物を抱えているようなもの。
でも自分が整ってくると、「古いものを手放せば、もっと魅力的なものが入ってくる」ということを感覚的に理解できるそうです。
そして大切なのは、食生活の改善と、「こうなりたい」というゴール設定を一緒に行うこと。
食事な生きるうえで必要不可欠な、“生きる”という根っこの部分と深く関わっているため、そこを整えさせすればすべてが整うというわけです。そして、リバウンドもしにくいそうです。
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もちろんファスティングのみならず、ローフードについて知りたいことも満載。レシピもついているので、すぐに快適な生活を実践できそうです。
(文/印南敦史)
【参考】
※前田由紀子(2015)『美人は7日でつくられる。』フォレスト出版