本質的な問題解決が可能になる!現代に必要な「4C能力」とは?

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2015.10.02

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きょうご紹介したいのは、『世界が一瞬で変わる 潜在意識の使い方』(石山喜章著、あさ出版)。

組織開発コンサルタントである著者が、「潜在意識」の重要性について説いた書籍。

自分の世界、相手の世界をつくっている潜在意識を理解できれば、ムダに悩むこともムダに傷つくこともなくなる。

そんな考え方を軸に、人間関係を円滑にするコミュニケーション能力を身につける方法を紹介しているわけです。

自分の価値観以外を受け入れることが大切

ベースになっているのは、「マインドーム」という概念。「マインド(心)」と「ホーム(家)」を合わせた造語で、人間が持っている「判断基準」をさすのだとか。

自分の知っている世界のなかだけでは、自分の価値観だけでしか物事が判断できないもの。

だからこそ、自分の価値観以外の世界を受け入れ、従来の判断基準を手放すことが大切だという考え方です。

では、マインドームの概念からみた「コミュニケーション能力」とはどういうものなのでしょうか?

著者は、これからの時代は、4つのコミュニケーション能力を統合した「4C能力」が必要とされると説いています。

マインドームの重要な考え方で、この力を備えていれば、本質的な問題解決が可能になり、組織でも必要な人材になれるのだといいます。それは、次の4つです。

[1]カウンセリング(Counselling)

[2]コーチング(Coaching)

[3]コンサルティング(Consulting)

[4]コミュニケーション(Communication)

■現代に必要な「4C能力」とはどんな能力?

[1]カウンセリング能力

カウンセリング能力は、相手の心を理解し、判断基準やアイデンティティーができた背景を理解することによって、悩みや迷いの原因に気づかせる能力。

過去の話を聞いて、「なぜ、いまの状態になってしまったのか」に気づかせ、解決策を明確にするわけです。

[2]コーチング能力

コーチング能力は、「将来、どのようになりたいのか」と未来の目標やゴールのイメージを明確にさせ、実現に至るステップを整理し、気づかせる質問力。

目指すべき最終地点を指揮させ、それをサポートしていくわけです。

[3]コンサルティング能力

コンサルティング能力は、クライアントの観点の外側から、問題点や解決法、ビジョンなどを明確に伝えるためのスキル。

なにが問題なのかを診断し、根本原因、解決策、明確なビジョンを伝達していくということです。

[4]コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、相手の立場や状況を十分に理解して認めることにより、信頼のつながりへと転換していける力。交流によって信頼関係を築くわけです。

マインドームの概念と4C能力を活用すれば、円滑なコミュニケーションが可能になるということ。

人との関係性を考えなおすためにも、参考にしたいところです。

(文/印南敦史)

 

【参考】

※石山喜章(2015)『世界が一瞬で変わる 潜在意識の使い方』あさ出版

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