海底に200万もの金が!あまり知られていない海のトリビア9つ

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2015.10.05

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地球の70%が海だということは、みなさんご存知だと思います。では、そのうちの30%が太平洋だということは知っていますか?

1872~1876年にイギリスのチャレンジャー6世号により初めて世界周航の海洋調査が行われたのをはじめ、日本でも海の日が制定された1996年に自律型海中ロボット「アールワン・ロボット」が本格的な自律潜航に成功するなど、技術の進歩に伴い未知の世界への探求が日々行われています。

しかし、科学者や研究者、エンジニアたちのたゆまぬ努力と情熱をもってしても、まだこの広大な海のたった5%しか解明されていいないのです。

海には、現在知られているよりもはるかに多くの海洋生物、植物や鉱物が存在しています。今回は『India Today Education』を参考に、あまり知られていない9つの海の数字トリビアをご紹介します。

■1:海底熱水の温度は343.333℃もある

海底には、地熱で熱せられた水が噴出する熱水噴出孔と呼ばれるものがいくつも存在しています。この熱水は重金属や硫化水素を豊富に含んでおり、人間にとっては猛毒です。

■2:石油のおよそ1/3は沖合でとれる

石油の起原は諸説ありますが、現在最も主流な学説は生物由来説です。プランクトンの死骸が百万年以上にわたり土砂のなかに埋もれ、そこからくる高圧と地熱により石油のもととなる油母(ケロジェン)に変わっていくのです。

■3:世界の海には200万近くの金が眠っている

海底での鉱石1トンに含まれる金の平均は13kg。これは陸地の2~3倍に相当します。しかし発見が難しく、海底から金を採取する技術の基盤も確率されていません。

■4:地球の酸素の半分以上は海でつくられている

海に住む無数のプランクトンや植物により、地上の植物よりも多くの酸素がつくられています。光合成に必要な太陽光が届くのは、海面から70~80m程度です。

■5:大洋中央海嶺は6,437.8kmもある

大西洋、インド洋、南大西洋のほぼ中央を走る大洋中央海嶺。海底山脈のなかでもっとも長く、その距離は6,437.8kmに及びます。

■6:実は90%の火山活動は海で起きている

海には、陸地よりもはるかに多くの火山が存在します。海底にある火山は水圧がかかるため爆発的な噴火は起きませんが、水深数10mにある火山は、マグマ水蒸気爆発を起こすことがあります。

■7:南極大陸の氷の量と大西洋の海水の量は同じ

地表の約98%は氷で覆われ、厚さは平均1.6kmに及ぶ南極大陸には、地球上の氷の90%が集中しています。大西洋の面積は約8,660万平方kmで、他の大洋と比較するとやや水深は浅くなっています。

■8:一口分の海水には100万のバクテリアと1,000万のウイルスがいる

海には生き物や植物、鉱物以上に、バクテリアとウイルスが存在しています。アメリカの微生物学教授であるスファン氏によると、海ではバクテリアとウイルスによる戦争が勃発しているそうです。

■9:太平洋には25,000もの大陸が沈んでいる

およそ3億年前、世界は1つの大陸でした。長い時間をかけて、海に沈んでしまった部分は、島として数えると太平洋だけで、25,000にも及びます。

果てしない未知の世界は、私たちが生きている間にあとどれくらい、解明されるのでしょうか。今後の発見が楽しみですね。

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

Some lesser-known and amazing facts on oceans−India Today Education

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