数字の「100」を使うだけでうまくいく!人を動かす簡単会話術

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2015.10.06

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こんにちは。深沢真太郎です。

ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。

さっそくですが、今回はこんなテーマで。「100」という数字を使って、人を動かせ!

■数字を使って部下や後輩を育てよう!

あなたには部下や後輩はいますか?

いる人は、「前向きにやってくれてはいるけれど、もうちょっとがんばってくれるといいんだけどな……」なんて思っていませんか?

そんな相手に対し、いったいどんな言葉をかけたらよいでしょうか。

「もっとがんばってよ!」「ちょっと! サボっているんじゃないの!?」

こんな感情的な表現では、相手も感情的になってしまいます。

この例に限らず、ビジネスシーンでは感情的になったほうの負けです。そこで、こういうときこそちょっと頭を使って、数字とロジックで攻めるというのはいかがでしょう。

具体的には、「100」という基準をつくり、それに対する相対的な位置を認識させます。

当然、「100」に対してギャップが生じます。そこで、そのギャップは具体的になんなのかを相手の口から出させます。(必ず相手に言わせること)

■「100」を使ったカンタン会話術・例

あなた「ちょっと◯◯さん、いいかしら」

相手 「はい、なんでしょうか」

あなた「正直、あなたならもっとできると思うのよね」

相手 「(突然、なんなの?)……」

あなた「先日の案件、パーフェクトを100としたらどのくらいの仕事をしたと考えている?」

相手 「は? なんですかそれ?」

あなた「いいから、数字で答えてみて」

相手 「パーフェクトを100としたら……、90くらいでしょうか」

あなた「その残り10って具体的になに?」

相手 「もうちょっと効率的に進められた気がします。そのせいで、アウトプットの精度が……」

あなた「ってことは、次回はそこが課題ってことよね。期待しているわよ」

相手 「……」

あなた「私はできない人にこんなことは言わないわ」

相手 「わかりました。がんばってみます」

このように「100」という数字を使うことで感情論にならず、相手の足りないところを自覚させ、前向きに「指導」することができるのではないでしょうか。

え? 「パーフェクトを100としたら、100です!」と切り返されたらどうするかって?(笑)

そうですね……。私だったらこう伝えます。

「そうなんだ……。あれがあなたの限界ってことか。もっとできる人だと思っていたんだけど、ちょっと期待はずれだったかな……」

それで燃えない後輩や部下なら、仕事なんて振らないほうがいいと思います。

(文/深沢真太郎)

 

【参考】

深沢真太郎(2015)『数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです』日本実業出版社

suzie.20150629

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