必要なのは濃度0.9%の食塩水だけ!風邪を防げる手軽な良習慣

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2015.10.10

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秋になったというのに暖かい日があったり、突然肌寒くなったりと、目まぐるしく天気が変わっています。体調を崩している人も多いのではないでしょうか?

例年は11月になると発令されるようになる乾燥注意報が、今年は10月の時点で、全国の広い範囲で出ています。

空気が乾燥しはじめると、いちばん怖いのが風邪ですよね。そこで、風邪を防ぐための手軽な習慣をご紹介します。

それは、生理食塩水で「鼻うがい」をする方法です。

■口のなかではなく鼻をうがいする

風邪を予防する方法として「手洗い・うがい」はよく聞きますが、「鼻うがい」もぜひ取り入れてみてください。鼻うがいとは、片方の鼻の穴から水を入れて、もう片方の鼻の穴から出すものです。

知らない人が聞くとギョッとしてしまうかもしれませんが、風邪の予防のみならず、鼻づまりや花粉症、鼻炎の症状の緩和などにも効果があり、とてもスッキリします。

水が流れやすいように、頭を少し傾けて行うのがコツ。慣れてくると簡単にできますので、日課にするといいですよ。

■必要なのは濃度0.9%の塩水だけ

鼻うがいに最低限必要なのは、濃度0.9%にした塩水、つまり生理食塩水だけです。鼻に水を入れるための道具も必要ですが、たらい、コップなど、どの家庭にもあるものを使っている人も多いようです。

ただ、鼻の穴に水を入れることに抵抗がある人(ほとんどの人は最初そうだと思いますが)は、「ネティポット」と呼ばれる鼻うがい用のポットを使うことをお勧めします。

ネティポットとは、インドでヨガを行う前に、空気の通り道を浄化するために行う「ジャラネティ」という鼻洗浄で使われるもの。急須のように長いノズルがあって、そこを鼻に当てて水を流し込むようにデザインされたポットです。

■生理食塩水を簡単に作るには?

塩分0.9%の食塩水は、生理食塩水と呼ばれています。浸透圧が体液に一番近いため、鼻から入れても痛んだりしみたりということがあまりありません。

鼻うがいをするときは、この濃度0.9%の生理食塩水をつくって行ってください。濃度0.9%の食塩水を作るには、1リットルの水に対して9グラムの食塩を入れるという計算になります。

ただしこれだと多すぎるので、500ミリリットルの水で作る場合、小さじ1杯よりも気持ち少ないくらいの塩で、0.9%の食塩水になるはずです。

(農林水産省のホームページでは、小さじ1杯の塩は6グラムとなっています。塩の種類によって異なる場合があるのでお気をつけください)

ちなみに水は、水道水をそのまま使うのではなく、一旦沸騰させた湯冷ましを使ってくださいね。

健康には、休息、運動、栄養と言われていますが、これを守っていても風邪をひいてしまうもの。ぜひ室内の湿度に気をつけつつ、濃度0.9%の食塩水で鼻うがいを実践して、風邪を引かずに乾燥する季節を乗り切りましょう。

(文/松丸さとみ)

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