これでデキない人認定されない!大きい数字と上手に付き合う方法

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2015.10.14

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こんにちは。深沢真太郎です。

ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。

さっそくですが、1つ質問です。

もしあなたの目の前にとても高級な宝飾品が置いてあり、その側にこのような表記のプライスタグが置いてあったとしましょう。

¥500,000,000

さて、おいくらでしょうか?

■プライスタグで、デキる人かどうか一瞬でわかる

はい、もちろん5億円ですね。しかし、興味深いことにその答え方は大きく2つに分かれます。

A 「0」と「,(カンマ)」の個数ですぐに答える人 (時間にして0.5秒)

B 「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、…」と数えて答える人 (時間にして5秒)

多くのビジネスパーソンを見てきた私が断言しますが、成果を出している優秀なビジネスパーソンは、ほとんどがAです。これはいったいなぜでしょうか。

優秀なビジネスパーソンは、自分の給与や勤務時間といった数字よりも、会社全体の数字や世の中の経済状態を示す数字のほうがずっと「自分ごと」になっています。

ところが、そうでない方ほど残念なことに自分の給与や勤務時間といった数字のほうが「自分ごと」なのです。

そして、自分の給与や勤務時間といった数字よりも、会社全体の数字や世の中の経済状態を示す数字のほうがずっと桁が大きい。

つまり、優秀な人ほど桁の大きい数字を自分ごとにできているのです。

だから先ほどのプライスタグなども、見た瞬間に「5億円」と答えることができます。

不思議なもので、経営者などは現場の細かい数字にはまったく興味を示しませんが、会社全体や世の中の大まかな数字については規模感や桁の違いにはすぐに気づきます。

もしあなたがデキるビジネスパーソンになりたいと本気で思っているのなら、「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、……」からは卒業しなければなりません。これからは大きな桁の数字と仲良くなっておくことをオススメします。

■プロ推奨のプライスタグのある数字を捉える方法

そこで、私が使っている「桁」を素早く捉えることができる簡単な方法をご紹介しましょう。

「0」が3つ 「,(カンマ)」が1つ → 千(1,000)

「0」が6つ 「,(カンマ)」が2つ → 百万(1,000,000)

「0」が9つ 「,(カンマ)」が3つ → 十億(1,000,000,000)

そう、「0」と「,(カンマ)」の個数で暗記しなさいということ。

そうすれば先ほどのプライスタグも瞬時に読むことができるはずです。「,(カンマ)」が2つ、さらに「0」は2つですから、「0」の個数はトータルで8個。すなわち、5億円です。

このような感覚を持っているか否かで、たとえばこんな文章表現1つにおいても差が出てしまいます。

・本年度の売上は3,450,000,000円を見込んでおります。

・本年度の売上は34.5億円を見込んでおります。

どちらが一瞬で金額を理解できるか、そしてどちらがデキる人の書いた文章か、言うまでもないでしょう。

桁と上手につき合うことは、デキるビジネスパーソンになるための条件なのです。

(文/深沢真太郎)

 

【参考】

深沢真太郎(2015)『数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです』日本実業出版社

suzie.20150629

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