日本はまさかのランク外!世界で最も環境に優しい都市トップ10

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2015.10.16

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オーストラリアのホームセンター会社『Halfprice.com.au』が、世界でもっともエネルギー効率の高い都市トップ10を発表しました。

果たして日本は、環境整備が進んでいる都市なのでしょうか?

『Eco Watch』の記事を参考に、環境に優しい10の都市についてまとめました。

■1:レイキャヴィーク(アイスランド)

12万人以上の市民に熱、電気とお湯などを与えるために、再生可能な水力と地熱発電を使っています。2000年代中ごろにはすでに、公共輸送機関のエネルギーをエコなものに移行しはじめました。

たとえばバスは、水しか排出しない水力を使用しています。この先2050年までに、化石燃料の使用が一切なくなる予定です。

■2:ポートランド(アメリカ)

自転車を使用するなどの環境意識が強い一般市民が、広範囲に存在します。都市でも環境問題に取り組んでおり、二酸化炭素排出量を減らすために従来の街灯をLEDのものと交換しました。

ウォーターフロント・パーク開発のため、1970年代という早い段階で6車線ハイウェイもつくりました。

いつの日か、100%再生可能なエネルギー資源だけで都市運営ができるよう目指しています。

■3:バンクーバー(カナダ)

都市のエネルギー供給の90%を水力発電が占めており、他10%は風や太陽光、波力などの再生可能エネルギーです。そのおかげなのか、バンクーバーは北アメリカ大陸の主要都市のうち、一人当たりでもっとも低い二酸化炭素排出です。

2012年、2020年までに世界でもっとも環境に優しい都市となるために、行動計画を発表しました。

■4:コペンハーゲン(デンマーク)

コペンハーゲンには大きな沖合風力発電所があります。そして、居住者の1/3以上は毎日自転車に乗っています。

都市では屋上緑化する建物が急に増えました。建物を断熱し、水をよりゆっくり吸収させることに成功しています。

2015年までに、世界初のカーボン・ニュートラル(※排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量であるという概念)都市を目指しています。

■5:サンフランシスコ(アメリカ)

サンフランシスコでは、84万人の居住者によって発生するゴミの3/4をリサイクルしています。土地の20%は緑地のままですし、電気自動車も普及しています。

リサイクルできないビニール袋やプラスチック製のおもちゃは禁止されています。有権者は、公共施設のための太陽電池パネル、エネルギー効率を上げる風力タービンに1億ドルものボンド・イニシアティブを承認しました。

■6:オスロ(ノルウェー)

再生可能エネルギー(主に都市のゴミから得られるバイオ・メタン)で、オスロの暖房システムの80%は動いています。

また、天気と交通状況によって出力を調節する「インテリジェント・ライト・システム」を使うことで、都市のエネルギー効率を劇的に改善することに成功しました。

2030年までに、ノルウェー全土ではカーボン・ニュートラルとなることを目指しています。そのため2050年までに、オスロでは50%の二酸化炭素排出削減を目標としています。

■7:ロンドン(イギリス)

ロンドンは、その発電の25%をより効率的なエネルギーに切り替えるプロセスを開始しました。イギリスには、沖合風力発電所トップ25のうちの10があります。

車については電気自動車とハイブリッド車を奨励し、SUV車のような排気ガスの多い種類は税金を上げました。次の20年の間に、二酸化炭素排出量を60%削減する予定です。

■8:ボストン(アメリカ)

中型・大型の建築物に対して5年おきのエネルギー評価を課しています。都市はエネルギー量や水の使用量を把握します。

2009年発表の新・ボストン・イニシアティブによって、2017年までに200メガワットの電力需要の削減を目標にしています。また、2050年までに温室効果ガス排出量の80%削減を目指しています。

■9:マルメ(スウェーデン)

マルメの都市は、1万人の市民のためだけではなく、風力・太陽光・水力などの再生可能エネルギーに携わる2万人の従事者のための住居スペースを建設しました。

スウェーデンのエネルギーの大部分は原子力に頼っていましたが、化石燃料の消費量を25%減らすことに成功しています。

今後は廃棄物管理のための装置を導入する予定です。輸送ニーズは最小に。生物多様性も増加しました。

■10:ニューヨーク(アメリカ)

米国で最も効率的なエネルギー都市であるニューヨークは、大量輸送機関システムや集合住宅などのコミュニティづくりを行っています。コミュニティに広がるイニシアティブ、建築方針、ユーティリティなど公共プログラムではリーダー的な都市です。

11,000以上の交通信号を、従来よりも90%少ないエネルギーで済む発光ダイオードに切り替え済みです。2017年までにリサイクル率を2倍の、30%にまで引き上げる予定です。

残念ながら、日本はランク外となりました。しかし、私達の国でも、こういった環境に優しい都市のよいところを少しずつ取り入れていきたいですね。

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

10 Greenest Cities in the World-Eco Watch

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