最低でも3ヶ月続かないと無意味!ダイエットの新常識が明らかに

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2015.10.20

suzie.20151020

『運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割』(森拓郎著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者は、次のように断言しています。

「ダイエットを運動だけでなんとかしようとするのは、ハッキリ言って無謀であり、非効率的である!」。

そして、ダイエットの中心にくるのはあくまで食生活の改善で、それを支えるためのメンタルも非常に大切だとも。

■「運動でなんとかなる」発想はNG!

本書のターゲットはおもに2つのタイプで、そのひとつが「食生活を変えずに運動でなんとかしようとするタイプ」だといいます。

こういう人は「ふだんあまり運動をしていない自分が運動したら絶対に痩せるはず!」という思い込みがあるのだとか。

ところがこれは、思ったほど効果が出ないのだそうです。消費カロリーが摂取カロリーを上回るぶん動けばいいのですが、実際にはかなり非効率的。1年続ければ変化は望めますが、労力にくらべると思ったほど効果は出ないのだとか。

そして、食の量に対して多くの運動量が必要な人(食べる量が多い人)は、なにかの拍子に運動をパッタリやめると、リバウンドが待っていることに……。

■「とにかく食を減らす」行動もNG!

もうひとつのターゲットは、若い女性に多い「とにかく食を減らすタイプ」。

引き算で食の量を減らすことはもちろん大切ですが、目的はあくまで体脂肪を効率よく落とすこと。

体脂肪を落とすための材料となる栄養素もあるので、それらはしっかり摂取する必要があるというわけです。

逆に危険なのが、「食べすぎると太る」というイメージから、必要な栄養素まで摂らなくなってしまうこと。

簡単に栄養失調になったり、最悪の場合は摂食障害などにまで陥ったりすることもあるというので、注意することが必要なようです。

■3ヶ月続かないダイエットは無意味

上記2つの共通点は、「日常に溶け込まないような生活」、つまり、ずっと続けていくには無理がある「極端な習慣」。

そして、「短期間でなんとか結果を出そうという考えが、太りやすい人の考え方」だと著者は指摘しています。

なぜなら短期で結果を出した場合、体は同じく短期でもとに戻ろうとするから。

これは「体の恒常性」といわれており、体が「いまの状態が通常だ」と認識するには、最低でも3ヶ月は必要なのだそうです。そして3ヶ月でつくった体は、3ヶ月以上かけて維持しなければ適応してくれないということ。

■維持がダイエットでもっとも大切!

ダイエットでいちばん重要なのは、結果を維持すること。1年で10キロの減量に成功したなら、もう1年間それを維持できなければいけないということです。

リバウンドしやすい人は「ダイエットに成功したら、また前のように好きなだけ食べられる」と思いがちですが、「前より好きなものを欲しがらなくなった状態」になるのが成功だというわけ。

だからこそ、ダイエット成功のために、日常生活の負担になるほど運動の時間を「足し算」してしまうことには反対だと著者。

しかし、あれこれ引いてしまう「引き算」もまたよくないもの。

まず必要なのは、「取捨選択できる知識」だといいます。

食べると体の代謝が上がり、体脂肪を燃やしてくれる食材を選び、お腹が空きすぎずに、栄養価の高い食べものを少量摂取することで満足できるようにすることが重要だという考え方。

こうした基本を軸に、本書ではさらに具体的なダイエット法が公開されています。本気でダイエットしたい方は、手にとってみるといいかもしれません。

(文/書評家・印南敦史)

 

【参考】

※森拓郎(2015)『運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割』ディスカヴァー・トゥエンティワン

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