事故に遭う確率は0.0009%!飛行機にまつわる「8の数字」

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2015.10.23

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飛行機は、いまや私たちにとって大切な移動手段。ところで、飛行機がどれくらいの高さを飛んでいるのかご存知ですか? 意外に知らない、飛行機についての8の数字をご紹介します。

■1:旅客機が飛んでいるのは高度1万m

旅客機は離陸してからどんどん高度を上げたのち、しばらくは同じ高度を維持したまま飛行し、着陸前に徐々に高度を下げていきます。

離陸時と着陸時を除いた、通常飛行時の高さを「巡行高度」といいますが、一般的に、みなさんが乗る旅客機の巡行高度は1万m。雲の上を飛んでいることは窓の景色からわかっても、実際に数字を知るとものすごく高くて驚きですね。

■2:日本の空港の数は125

いま現在使われている空港は、日本になんと125箇所もあります。ただし国土交通省の定義では、飛行場やヘリポートも空港に含まれるので、純粋な「空港」はこのうち100箇所程度。

それでも多く感じますが、アメリカに5,000箇所以上あることを考えれば、日本における飛行機での移動はそれほど一般的とはいえないようです。

■3:飛行機の重さは150t以上

有名な「ジャンボジェット」はボーイング社の747という機種。その重さは150tを超え、およそアフリカゾウ18頭分です。

しかし、これは飛行機本体の重さ。燃料や貨物、乗り込む人の重さを加えると、総重量は350t近くに達します。それだけのものが軽々と飛び上がるなんて、なんだか信じられませんね。

■4:旅客機の巡航速度は時速1,000km

最近JALやANAが導入した最新鋭の旅客機、ボーイング787「ドリームライナー」は、普段マッハ0.85の速度で運行しています。

マッハ1が音速と同じなので、これは大まかにいえば時速1,000kmに相当します。飛行機のシートでのんびりしている間、高速道路を走る車の100倍近いスピードで移動しているわけです。

■5:ちなみに世界最速の飛行機はマッハ2.83

歴史上もっとも速かった飛行機は、ソビエト連邦が開発した70年代の戦闘機Mig-25です。マッハ2.83で安定して飛行できるように設計され、時速は約3,400km!

こんなに昔の飛行機が最速記録を持っているとは意外ですが、当時アメリカと緊張状態にあったソ連にとって、すぐに現場にかけつけることのできる戦闘機の開発は、国家の総力を挙げた一大プロジェクトだったのです。

■6:世界中で飛行機は登録されているだけでも10,000機以上

未登録の自家用機などもたくさん存在するため、正確な数字は把握されていませんが、登録されている商業用旅客機だけでも10,000機以上あるといわれます。ちなみに日本では、二大航空会社であるJALとANAを合わせると、おおよそ450機強程度が運用されています。

■7:飛行機事故に遭う確率は0.0009%

飛行機が嫌いな人のなかには、「なんだか落ちそうで怖い」という人もいるのでは?

でもアメリカ国家運輸安全委員会の調査によれば、飛行機事故に遭う確率はたったの0.00009%。自動車による交通事故に遭う確率は0.03%だということを考えれば、飛行機はイメージに反して驚くほど安全な乗り物なのです。

■8:羽田空港の利用者数は年間6,600万人

交際空港評議会の調査によると、2012年度の羽田空港の利用者数は年間6,600万人。ちなみにこれは世界第4位です。日本の総人口の半分程度が1年間で羽田空港で飛行機に乗っていると考えれば、その規模の大きさが想像できます。

いかがですか? 次に飛行機に乗るときは、きっと見え方が変わっているかもしれません。快適な空の旅をお楽しみください。

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

空港一覧-国土交通省

Boeing 787-Boeing

Aviation Accident Database & Synopses-National Transportation Safety Board

事業規模-ANA

航空機数-JAL

Airports Council International-Annual Traffic Data

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