上野動物園の入園料は、600円とリーズナブル。でも実は、こんなに安い動物園ばかりではありません。2,000円以上する、高めの動物園もたくさんあるのです。
そこで、入園料の高い日本の動物園トップ10を調べてみました。
■10位:那須どうぶつ王国(大人:2,000円)
動物の数は少ないけれど、「ショーは楽しい」と評判の「那須どうぶつ王国」。
タカ、ミミズク、フクロウなどの「バードパフォーマンスショー」や、ニュージーランドからきた牧羊犬を使った「ニュージーランドショー」など、他ではあまり見ることのできないショーが揃っています。
「ニュージーランドショー」は本場のテクニックが披露されて迫力満点。また、レッサーパンダがいる「レッサーハウス」では、直接エサやりを体験することができます。
■9位:伊豆アニマルキングダム(大人:2,200円)
東京からなら、特急「踊り子」を乗り継いで2時間ちょっとの「伊豆アニマルキングダム」。
キリンやサイ、シマウマ、ムフロンやブラックバック、オリックスなどの草食動物が放し飼いになっているため、歩いて動物と触れ合うことができます。車で回るのもいいけれど、歩くのも悪くないですね。
また、ホワイトタイガーや、キリンのエサやりもできますよ。
■8位:阿蘇カドリー・ドミニオン(大人:2,400円)
熊本県の「阿蘇カドリー・ドミニオン」では、次々と動物の赤ちゃんが生まれています。1月には小熊が5頭、8月はアルパカの赤ちゃん。9月にはチンパンジーの赤ちゃんが誕生。
チンパンジーの赤ちゃんはまだ見ることができないようですが、そのうちお目見えできそうな気配です。
9月14日には阿蘇山の噴火が確認されましたが、影響はないとのことなので、気にしないで楽しむことができますね。
■7位:九州自然動物公園 アフリカンサファリ(大人:2,500円)
大分県の別府にあるのは、「九州自然動物公園 アフリカンサファリ」。
別府といえば、温泉の街。サファリパークで遊んだあとには、温泉でゆったりとくつろぐのもいいですね、
11月29日までは、「ハロウィンイベント」を開催中で、イベントももりだくさん(イベントにより期間が異なります)。
■6位:那須サファリパーク(大人:2,600円)
今年7月18日にオスのライオンの赤ちゃん・のぞむくんが生まれて話題になった「那須サファリパーク」が6位。
ライオンだけでなく、トラ、キリン、カバ、サイなど約70種700頭羽の動物たちが自然に近い状態で暮らす園内を、マイカーやライオンバスで見学できます。
■5位:東北サファリパーク(大人:2,600円)
福島県二本松市塩沢温泉にある「東北サファリパーク」は、車で入れるところが魅力。間近で動物とふれあえるので楽しいですよね。ゾウに乗って遊べる「ゾウの森」もポイントのひとつ。
あだたら山ロープウェイ往復料金とセットになっているチケットもあります。
■4位:富士サファリパーク(大人:2,700円)
サファリパークの代表格といえばやはりここ、「富士サファリパーク」ですよね。
ライオンなどの猛獣を間近で見られて迫力満点。10月末日までは、「ナイトサファリ」も楽しめます。ライトアップされた園内で、夜行性の動物が活動する姿を見られるので注目!
■3位:群馬サファリパーク(大人:2,700円)
6月18日にインドネシアから2頭のスマトラゾウが来園しましたが、日本でスマトラゾウが見られるのは「群馬サファリパーク」だけなのだとか。
都心からのアクセスもよく、足を伸ばしていくにはちょうどいい距離かも。
■2位:サファリリゾート姫路セントラルパーク(大人:3,100円)
兵庫県にあるサファリリゾート「姫路セントラルパーク」は、プールやアイススケート、遊園地を併設。サファリパークは、車利用も、歩いてまわることもOK。ゴンドラの乗るコースもあります。
なお、2,800円の「アトラクションフリーパス」や、5,800円で入園料とお得なパスポートがセットになった「姫路セントラルパークパスポートチケット」ものあるので、用途によって選びましょう。
■1位:アドベンチャーワールド(大人:4,100円)
入園料がダントツなのは、和歌山県の「アドベンチャーワールド」。
遊園地も併設され、マリンライブ観覧+ケニア号でのサファリ見学が含まれているために、高めの設定になっているようです。公共交通機関で行くには少し不便ですが、ドライブで行くなら最適ですね。
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他にも全国には、たくさんの動物園があります。市が経営しているものは、無料から数百円と格安ですが、アミューズメントパーク式のものはやはり値段設定が高め。
楽しみ方はそれぞれ違うので、目的に合わせて行ってみては?
(文/Jeana)