日本人でもほとんど知らない?東京を「36時間」で楽しむ方法

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2015.10.28

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長く都内に住んで働いていると、足を運ぶのは、いつもの街、いつものお店ばかりになりがち。でも、たまには新鮮な目線から東京を見てみませんか?

東京を訪れる人たちのために、ニューヨークタイムズが皇居より東側に限定して、東京を36時間で楽しむ特集を組んでいたのでご紹介します。

■金曜(午後2時):マーチエキュート神田万世橋

2013年にオープンした「マーチエキュート神田万世橋」は、かつて存在していた万世橋駅の跡地にあります。飲食店を中心に、ギャラリーやインテリアショップなどが軒を連ねます。

ルーフトップにあるカフェN3331は、中央線の線路に挟まれるような場所にあるため、走り抜ける電車を眺めながらコーヒーが楽しめます。

■金曜(午後4時):銀座・奥野ビル

銀座といえばブランド店やデパート、高級飲食店など、きらびやかな街のイメージがあります。でも「奥野ビル」は1932年に竣工と、かなり歴史を感じさせる場所です。

当時は銀座アパートメントと呼ばれ、高級集合住宅でした。現在は50ものスタジオやギャラリーがひしめくおしゃれなビルになっています。

■金曜(午後6時半):銀座・ラーメン屋

ラーメンはいまや、アメリカやフランスでも大人気。話題のラーメン屋はここ銀座でも好評です。「むぎとオリーブ」や「篝」(かがり)などでお腹を満たしましょう。

■金曜(午後9時半):新橋・居酒屋

銀座から少し足を伸ばして、たまにはサラリーマンの聖地・新橋を探検してみませんか? まずは常時50~100種類以上の和酒(日本で醸造したお酒)を取り扱っているという「和酒場・庫裏」。

その後、JR高架下の「ドライ・ドック」で世界各地から集められたビールを。最後は、駅から徒歩3分ほどの「オイスターバル・ボノ」でビール片手に新鮮な牡蠣をどうぞ。

■土曜(午前9時):東京国立博物館

もし時間がなく、東京で1箇所しか博物館に行けないのなら、上野の東京国立博物館がおすすめです。入場料620円で、国宝から美術品などが楽しめます。ちなみにいまの時期は秋の庭園も開放されています(12月6日まで)。

■土曜(正午):浅草橋・とんかつ屋

ランチは浅草橋にある「丸山吉平」で、ボリューム満点のとんかつランチを。カウンターだけの小さなお店ですが、モダンでおしゃれです。

■土曜(午後2時):歌舞伎座

通常、歌舞伎の舞台を楽しむには4時間ほどかかるので、忙しい人や、観光客にはなかなかハードルが高くもあります。

でも東銀座の歌舞伎座では、好きな幕だけを見ることができる、「幕見席」を買うことができます。当日の開演20分前から販売開始となりますので、行列覚悟でチャレンジしてみては?

■土曜(午後5時):谷中・美術ギャラリー

谷中というと下町中の下町というイメージですが、ここに最先端の美術ギャラリーがあります。その名も「スカイ・ザ・バスハウス」。

かつて柏湯という名だった200年もの歴史をもつ銭湯を改装し、国内や海外のアーティストの作品を展示しています。入場無料もうれしいところ。そのあとは、同じ谷中にある「カヤバ珈琲」でひと休み。

■土曜(午後7時):三ノ輪・天丼屋

国の有形文化財に指定された「土手の伊勢屋」でボリューム満点の天丼はいかが? 日比谷線三ノ輪駅から徒歩約12分とちょっとアクセスしにくい場所にありながら、お店の外には行列ができるほどの人気店だとか。

または、日本橋の「金子半之助」でも、ボリューム満点の天丼を楽しめます。同じく行列覚悟でどうぞ。

■土曜(午後10時):足立区・温泉

温泉は一泊旅行でゆっくり行くものだと思いがちですが、都内23区内にも天然温泉は意外とあります。足立区にある「大谷田温泉・明神の湯」もそのひとつ。

ひのき風呂やミストサウナ、露天風呂などさまざまなお風呂が楽しめます。フェイシャルエステなどがあるのも女性にはうれしいですね。

■日曜(午前10時):都立公園浜離宮恩賜庭園

中央区にある都立公園浜離宮恩賜庭園は、江戸時代からの歴史を誇ります。季節ごとに花が楽しめ、いまはコスモスが見ごろ。桜の時期だったら、浅草から隅田川沿いの散歩もおすすめです。

■日曜(午後2時):銀座・喫茶店

流行りの欧米式カフェもいいけれど、喫茶店でゆったりといただく本格的な珈琲もいいものです。銀座の裏通りにある「カフェ・ド・ランブル」は、1948年創業。メニューは珈琲のみというこのお店で、こだわりの一杯をどうぞ。

「36時間」というタイトルのこの記事、よくよく読んでみれば48時間、まるまる2日間あります。しかし、そこはご愛嬌。

ニューヨークタイムズのサイトでは、東京の他にも世界のさまざまな都市を36時間で紹介しています。観光客向けとはいいつつ、かなりディープな東京だと思いませんか?

(文/松丸さとみ)

 

【参考】

36 Hours in Eastern Tokyo-The New York Times

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