ピザ一切れ食べると体内はどうなる?4時間以内に起きている変化

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2015.11.06

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平均的なピザには311kcal、脂肪13.5g、ナトリウム720mgが含まれています。しかも、これは1枚分の話。「ジャンクフード」なんて呼ばれてしまうだけのことあって、やはりピザは体に悪そうです。

ではピザを一切れ食べたあと、体のなかではなにが起こっているのでしょうか?

『COSMOPOLITAN』の記事を参考に、食べはじめてから4時間後までの体内の様子をご紹介します。

■1:0~10分後の変化

ピザを一口食べると、脳の快楽中枢が刺激されます。ただしクラスト部分に近づくにつれ、その刺激は少なくなります。

唾液が分泌されることで消化酵素が分泌され、炭水化物を糖に分解しはじめます。

■2:10~15分後の変化

分解された糖が血液に放出され、血糖値が上がりはじめます。一方チーズやペパロニに含まれるたんぱく質と脂肪は、血糖値の上昇をゆるやかにします。

気分がよくなってきますが、お腹はふくれてきます。消化が進み、胃にガスがたまりはじめるためです。早食いの人は特にお腹にガスがたまりやすくなります。

■3:15~20分後の変化

血液を通して細胞にグルコースが届けられ、食欲を抑制するレプティンというホルモンが分泌され始めます。それでもなお食べ続けると、細胞はグルコースの受け取りを拒否し、グルコースは肝臓へ送られ、脂肪に変えられます。

■4:30分後の変化

30分経つと、体がエネルギーをしっかり蓄えた状態になります。ただし食べすぎると体がだるくなってしまいます。

脳は食欲を刺激するホルモンの分泌をやめ、グレリンというホルモンの分泌をはじめます。このホルモンは満腹感をもたらすため、満足感でいっぱいになります。

■5:45~60分後の変化

このころになると、レプティンがしっかり働いてくれるので、ピザを食べはじめる前のような食欲はもうないはずです。ペパロニやチーズに含まれる脂肪とたんぱく質により、セロトニンが分泌され、眠くなってきます。

■6:3~4時間後の変化

胃のなかの食べものはおおむね消化され、血糖値も下がってきます。残ったピザやデザートをつまみたい気持ちになるのはこのくらいの時間。

しかし、まだ体内のトリグリセドの数値は高いまま。なんとなく「次に食べるのは油っこいものじゃなくてサラダがいいな」と思うのは、このトリグリセドの働きです。余計なものを食べる前に、寝てしまいましょう。

健康な人なら、たまにピザを食べるくらい問題ありません。しかし、喫煙の習慣がある、高血圧、心臓病、糖尿病、血中コレステロールが高いなどの人は食べないほうが無難です。食べるなら、野菜多めでチーズが少なめのものにしておきましょう。

ピザを一切れ食べただけで、体のなかではこんなにたくさんのことが起こっているんですね。健康な人はあまり気をつける必要はなさそうですが、どんなものも食べすぎれば毒です。ほどほどに楽しむようにしましょう。

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

What Eating 1 Slice of Pizza Really Does to Your Body-COSMOPOLITAN 

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