衝撃の事実が判明!日本人の9割が「身体に合わない枕」を使用中

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2015.11.11

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最近、寝ても寝ても疲れがとれない……。そんな人は、一度、寝具をチェックしてみましょう。なかでも重要なのが枕。合わない枕を使っていると、睡眠の質だけではなく、美容にも悪い影響を与える可能性があるそうです。

今回、取材させていただいたのは『驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100』の著者、快眠セラピストの三橋美穂さん。枕に関しては、1万人のお客さまのフィッティングをしてきた経験から、その人の頭を触っただけでどんなタイプの枕が合うかわかるのだとか。

■多くの日本人が間違った高さの枕を使っている

折りしも筆者自身が「寝ても寝ても疲れがとれない」ことに悩んでいたので、今回は取材の最初に、身体に合う枕選びをしていただきました。三橋さんは軽く筆者の頭をなでて形を確かめ、枕をフィッティングしてくれたのですが……。

驚いたのが、三橋さんが選んでくださった枕が、普段使っている枕よりもかなり低いこと。

「そうなんですよ。多くの人が、本当に合う枕よりも高い枕を使っているんです。お店やセミナーなどでフィッティングすると、ほとんどの方が『こんなに低くていいの?』と驚かれます。身体に合った枕を使えている人は、全体の1割くらいしかいないかもしれません」と、三橋さん。

それでは、自分に合った枕はどのように選べばいいのでしょうか? まずは普段自分が使っている枕に寝てみましょう。

「枕を使って仰向けで寝たとき、首にシワができるようだったら、その枕は高すぎる証拠です。気道が圧迫されて、呼吸が浅くなります」と三橋さん。それだけではなく、毎晩首にシワが刻まれていくので、美容的にもよくないのだとか。

「本当に身体に合っている枕は、仰向けで寝たとき、楽に呼吸ができます。首がすっと伸びて、首の後ろに隙間ができないことが選ぶ際のポイントです」

逆に枕を使わずに寝ると、頭が心臓よりも下がってしまい血流が悪くなるのでNG。「いまはお店にも寝具の相談にのってくれる專門のスタッフがいますので、ぜひ聞いてみてください。できれば、枕とマットレスを両方同時に相談できるお店がいいですね」

■快眠セラピスト推奨の布団の硬さや毛布の位置

他にも、よくある寝具の勘違いについて聞きました。

「硬いマットレスの方が腰にいいと思っている方が多いのですが、腰の後ろに隙間ができるほど硬いマットレスは、腰が緊張した状態のまま一夜を過ごすことになります」と三橋さん。つま先がガニ股になって開き、腰が浮いていたら、そのマットレスは硬すぎるという目安になるそう。

また、寒い季節の毛布使いについては……、

「よく、毛布の上に掛布団をかけるよりも、掛布団の上に毛布をかけた方が温かいといわれますが、これは掛布団が『羽毛布団』の場合に限ります。羽毛布団は、羽毛自体が温度をコントロールする効果があるので、毛布の下(内側)にしてもいいのです。ただし重たい毛布を上に乗せると羽毛の膨らみが潰れて保温性が低下するので、軽いマイクロファイバーなどがおすすめです」

また、電気毛布を使っている人は要注意。「寝る前に寝床を温めるために使うのはいいのですが、一晩中つけっぱなしにすると体温調節がうまくいかなくなる場合もあるので、おすすめしません」とのこと。

そして、どれだけ掛け布団や毛布を使っても寒さを感じる人は、下からの冷気を遮断するのが有効です。敷布団やマットレスの上にシーツではなく毛布を敷くのもいいそうです。

よい睡眠は、活力と美しさのもと。ご自身の寝具もぜひチェックしてみてください。

(文/佐藤友美)

 

【取材協力】

※三橋美穂・・・快眠セラピスト/睡眠環境プランナー。寝具メーカーの研究開発部長を経て2003年に独立。NHK「おはよう日本」やフジテレビ系「バイキング」などにも出演するほか、数多くの女性誌で快眠メソッドを紹介。「誰でも手軽に快眠できる」と支持を集めている。最新刊『驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100』(かんき出版)が好評。

 

【参考】

三橋美穂(2015)『驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100』かんき出版

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