家計簿より手軽に「貯金0円」状態から脱却できる5つのアイテム

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2015.11.15

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「なかなか貯金ができない」「どうしても入ってきた分だけ使っちゃう」といった悩みを持つ人は多いはず。

実際、金融広報中央委員会が5日に公表した「家計の金融行動に関する世論調査(2015年)」では、2人以上の世帯で「金融資産を保有していない」との回答がじつに30.9%となっています。

貯められる家計への近道はやはり家計簿!

支出額を把握し、そこからムダを削り予算を立てることができれば、「収入>支出」のサイクルがつくりやすくなり、予算を守る「収入>支出」の習慣がつけば、お金は貯まりはじめます。

でも、忙しい毎日のなかで家計簿をつけ続けるのは大変。そこで、お悩み別に「家計簿がなくても予算を守れる人になる」5つのアイテムをご紹介します。

■1:「どれだけ使っているかわからない」→通帳を使う

まず1ヶ月の支出を把握することが先決。通帳ひとつで家計の収支状況は一目瞭然、その上もっとも単純で確実な家計簿としても使えます。

毎月の(1)給与振り込み日の残高と(2)翌月の給与振り込み日前日の残高を比較するだけ。(1)-(2)が1ヶ月間の生活費(支出)です。この額が収入を上回ると赤字家計。

1ヶ月の支出額がわかったら、今度は引出しのたびにその欄に引出しの目的を書き込みます。

「1/25~1/31の生活費」「送別会会費」などだいたいの内容がわかればOK。続けると、それぞれの費目の予算が立てやすくなると同時に、生活費を週に2回も3回も引き出しているなど問題行動に気づけます。

複数の口座を使っている場合ほど支出額が見えにくくなるので、この方法が有効。それぞれの口座の支出額を出して合計することで、家計全体の収支を把握しましょう。

[例]

1月24日            残高:100,000円

1月25日 給与振込:250,000円  残高:350,000円(1)

2月24日            残高:80,000円(2)

2月25日 給与振込:250,000円  残高:330,000円

■2:「カード支出が把握しにくい」→クレジットカード利用明細を使う

毎月送られてくる明細、チェックしていますか? カード支出は「お金を使った」という意識が薄くなりがちな上、金額が大きく「今回は特別」と特別扱いしがちです。

お金が貯まらない人が共通して抱える問題点のひとつが、自分の家計の支出規模を把握できていないということ。会計してから引き落とされるまでのタイムラグも、カード支出を特別扱いしやすい要因です。

利用明細で、全体の支出のうちいくらをカードで使ったか自覚しましょう。

■3:「浪費していないのに貯金できない」→手帳を使う

「浪費していない」と感じられるのは、お金に意識が向いている証拠。

しかし、同時に「予算がきちんと把握できていない」ことの現れでもあります。

予算を守りやすくするポイントは、スパンを短くしていくこと。「きょうの予算は2,000円」などと分かれば、予算への意識はグッと高まります。

1ヶ月の予算を決めたら、それを4で割って週ごと、さらにそれを7で割って1日の予算を出します。このとき、あらかじめ出ていく予定の金額を忘れずに加えましょう。それを合算した金額を、マンスリーページに1日ごとに書き込んでいきます。

■4:「我慢している感がイヤ」→シールを使う

手帳と合わせて使いたいのがシール。マンスリー欄に「きょうの予算」を書き込んだら、支出を予算内に抑えられた日小さいシールを貼っていく、ただそれだけです。

単純な方法ですが、これが案外楽しくなって、ゲーム管理で毎日の予算管理ができるように。

大きな書店などでは数百円でいろいろ揃っていますし、安値なものだけでなく立体的な凝ったものまで種類もたくさん。特にがんばった日に貼る特別なシールを用意するのも楽しいですね。

■5:「“ちょっとだけなら……”とつい使ってしまう」→封筒を使う

予算を封筒で管理。節約術の本などでよくお勧めされる方法ですが、これが低コストで効果絶大。封筒は、銀行のATMなどに備えつけてあるものがベスト。

銀行名が入ったあの封筒はちょっと……と思いますが、それこそがミソ。予算のうち、きょう使う分だけを封筒から出し、残りを封筒に入れたまま財布に入れておけば、取り出すのがちょっと恥ずかしくて意外と抑止力になるのです。

ひとつひとつは簡単ですが、意外と予算意識を高めてくれるもの。最初は簡単なものの方が、長続きしやすいのも事実です。

予算が守れない、貯金ができないという人は、ぜひチャレンジしてみてください。

(文/よりみちこ)

 

【参考】

家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 平成27年調査結果―知るぽると

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