腸にいい食事が老化を防ぐ!目安は動物性食品を全体の15%以下

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2015.11.17

suzie

「健康で長生きするためにはどうしたらいいのか」

それは、誰もが気になる話であるはず。最近は平均寿命よりも、健康寿命が大事ともいわれています。

医学博士の新谷弘実先生の著書『認知症がイヤなら「腸」を鍛えなさい』(SBクリエイティブ)では、脳の老化から全身の健康まで、すべての鍵を握るのは腸だということを教えてくれています。

■健康で長生きの人は腸相も良い!

「高齢でも腸がキレイな人は、健康で、元気で、若々しいと間違いなくいえる」と、著者の新谷弘実先生。

新谷先生は約40年間に渡り、胃腸内視鏡外科で米国と日本を合わせて35万例以上の胃腸を診てきたドクターです。その経験から、いかに腸相を良くすることが脳をはじめ、体全体の健康に重要かということを本書で紹介しているのです。

年齢の若さと腸の若さは比例せず、30歳の人が70歳の腸年齢ということもあるのです。

特にお肌には腸内の様子が顕著に出てしまいます。肌の状態がよく、ハリ・艶・色味がよく若く見える人は、腸年齢も若いそう。肌が荒れたりくすんだりしいて、年齢より老けて見える人は要注意です!

■腸年齢は毎日の食生活がポイント

現代は欧米化の進んだ食生活をしたり、簡単で安いカップラーメンなどのジャンクフードを摂ったりする人が多くなりました。

でも、ジャンクフードには酸化した油や食品添加物がいっぱい。体内は過酸化脂質や活性酸素がたくさん発生して、ますます腸相を悪くしてしまいます。

腸の状態は食歴に反映されます。酵素の多い野菜・果物や発酵食品など、日本人が昔から食べてきた食事はおすすめのようです。

日本人の長く食べ継いできた食べものは穀類中心。新谷先生は植物性食品を全体の食事の85%、動物性食品は15%程度に抑える食事を奨励しています。

■病気のほとんどは腸の老化から

私たちの体を構成している60兆個の細胞は、腸が元気に機能していれば、いきいきと働いてくれるシステムになっています。

逆に腸が汚れていると、生活習慣病や精神的な不調、免疫力の低下、血流の低下といったことが生じてくるそう。またこれは、脳の健康にも繋がるため、認知症の発症リスクも高めてしまうようです。

腸の老化を早める要因は食べ物、食べ方、生活習慣の質、そして心の持ちよう。

腸を含む、全身の健康のためには、

(1)体にとって良い食事

(2)体によい水(浄水器などを使用)

(3)規則正しい生活

(4)適度な運動

(5)正しい呼吸

(6)休息と睡眠

(7)笑いと幸福感

が必要とのことです。

健康寿命を延ばしたい、元気で長生きしたい人は、いまから毎日の食生活を見なおしてみましょう。

そして本書を通じ、食べもの、食べ方、生活習慣の質、そして心の持ちようもぜひチェックしておきたいですね。

(文/齊藤カオリ)

 

【参考】

新谷弘実(2015)『認知症がイヤなら「腸」を鍛えなさい』SBクリエイティブ

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