やり方はシンプル!イヤな気持ちは「3秒ルール」ですぐに消える

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2015.11.18

suzie.20151118

イライラや緊張、不安や落ち込みなど、イヤな気持ちはついつい引きずってしまいがちなもの。なんとかしたいと思っている方も多いのではないでしょうか?

そこで役立てたいのが、『イヤな気持ちは3秒で消せる!』(西田一見著、現代書林)。

夢や目標達成をサポートする「目標達成ナビゲーター」として、講演・講習など28万人以上の指導実績を持つという著者が、イヤな気持ちを消し去る術を解いた書籍です。

■イヤな気持ちが消える「3秒ルール」とは?

ここで大きな意味を持っているのは、イメージ、言葉、動作の3つが脳のソフトをつくっているという考え方。

人間の脳にとっては「入力」情報が「イメージ」であり、「出力」情報が「言葉」「動作」であるということ。

そして、記憶のデータベースである脳の役割は、さらに細かく分けると次の3つになるといいます。

(1)「どの情報を受け取るか?」=「入力」をコントロールする役割

(2)「どのような意味合い・位置づけで受け取るか?」=判断する役割

(3)「どのような情報を発するか?」=「出力」をコントロールする役割

つまり脳は、情報を入力し、情報を出力し、また情報を入力し……ということを繰り返しているというわけです。

■3つのプラスを脳に流し込む「3秒ルール」

そして著者のいう「3秒ルール」とは、これら「イメージの力、言葉の力、動作の力」を次のように掛け合わせたものなのだそうです。

「強烈なイメージの力」×「強烈な言葉の力」×「強烈な動作の力」

だとすれば気になるのは、どんなリズムで「3秒ルール」を行うのかということ。

しかし著者によれば、それはとても簡単。

カウント1で「プラスイメージ」

カウント2で「プラス言葉」

カウント3で「プラス動作」

この3つのプラスを、ぐるっと一気にひと回りさせ、脳に流し込むイメージだといいます。わかりにくい気もしますが、プロレスラーのアントニオ猪木さんの「1、2、3、ダーッ!」という雄叫びのリズムなのだとか。

重要なのは、1秒で「いい!」と感じるイメージ、言葉、動作をつくること。

紹介されているその方法を見ていきましょう。

なにかイヤな気持ちになったら、イメージ、言葉、動作によって次の(1)か(2)を選び、「1、2、3、ダーッ!」と同じリズムで掛け合わせるのだそうです。

【プラスイメージ】

(1)1秒で、好きな食べもの、好きな動物など、自分の好きなものにひもづける

あるいは、

(2)1秒で「イヤだと感じた、だけど、いまはがんばりどころだな」など、「だけど接続」のイメージを使う

なお(2)は強力ですが、慣れないうちは(1)からはじめてみてもいいそうです。

【プラス言葉】

(1)1秒で、「できる!」「いい!」「好き」などのプラス言葉を使う

あるいは、

(2)「プラスイメージ漢字」+「だから必ずうまくいく!」と発声する

この(2)はハイレベルなので、まずは(1)からやってみることを著者はおすすめしています。

【プラス動作】

(1)1秒で、ニコッと笑う

あるいは、

(2)1秒で自分の決めた「お約束ポーズ」を取る

これも(2)は強力なので、まずは(1)からはじめてみてもいいとか。

■すぐできる「3秒ルール」初心者バージョン

上記を頭に入れたら、次は「実践ワーク」。本書では「初心者バージョン」と「応用バージョン」が紹介されていますが、きょうは初心者バージョンを見てみましょう。

初心者バージョンは、言葉、動作、イメージとも、やりやすい(1)を選んで掛け合わせるのだといいます。これを使いこなすだけでも、イヤな気持ちをたった3秒で消し去ることができるようになるのだと著者。

やり方はとてもシンプルです。

なにかイヤな気持ちになったとしたら、3秒ルールで

(1)大好物を思い浮かべる

(2)「できる!」とつぶやく

(3)笑顔になる

(4)笑顔になる

その「出力」を、リズミカルに脳へ送り込む。

たったこれだけだそうです。

つまり著者の主張する「3秒ルール」とは、自己暗示のひとつなのかもしれません。だとすれば、(現実的に、慣れるまでには時間がかかりそうですが)ものにさえしてしまえれば活用する価値はありそうです。

(文/印南敦史)

 

【参考】

※西田一見(2015)『イヤな気持ちは3秒で消せる!』現代書林

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