日本と大違い!家より「2人の関係」を重視するアメリカ結婚事情

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2015.11.18

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日本人とアメリカ人では、言葉や生活スタイルばかりでなく、考え方にもずいぶん違いがあります。海外ドラマを見ていても、主人公が「そこ!?」と思うようなことについて真剣に悩んでいて、びっくりすることもあるのではないでしょうか?

そして、日米の考え方の違いが如実に表れるのが「結婚」。日本とアメリカの「結婚に関する悩み」はこんなに違うんです。

■「親の介護」を気にする日本と「2人の問題」重視なアメリカ

内務省では少子化対策の一環として、日本だけでなくさまざまな国籍の人を対象に、結婚に関する国際意識調査を行っています。

そして、そのなかの「結婚生活について不安に感じること」という項目が、興味深い結果となっているのです。

日本で1番多かったのは、「お互いの親の介護」で36.9%。次いで2位が「結婚生活にかかるお金」が28.4%、3位は「お互いの親族との付き合い」で25.5%でした。結婚する前から親の介護のことをいちばんに心配している点は、長寿国・日本らしい気もします。

しかしこれが、アメリカの場合はまったく違った結果になっています。1位は「2人の間で起こる問題の解決」で、これはなんと61.7%。半数以上の人が、2人の間で起こる問題を解決できるかどうかを心配しているわけです。

■結婚は「家の問題」とする日本と「個人の問題」のアメリカ

2位は「2人の相性」55.8%、そして3位は「お互いの親族とのつきあい」が38.2%と、上位2つに比べるとやや少ない割合になっています。

日本人が心配なことの上位は介護、お金そして親族の問題。

これは2人の間のことというよりも、「家」についての問題といえそうです。対して、アメリカでは2人の関係が重視されているようです。

ちなみにアメリカでは「お互いの親の介護」はランク外、日本では「2人の相性」がランク外でした。

結婚観には、それぞれの国の文化が色濃く表れるもの。日本ではまだまだ「家」という文化が強いですが、アメリカでは結婚は「2人の問題」と捉えられているようです。

どちらがいいということはないでしょうが、いずれにせよ、「結婚」にはさまざまな悩みがつきもの。どんな悩みも2人で乗り越えていけるといいですね。

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

平成22年度少子化社会に関する国際意識調査報告書-内閣府

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