一生独身を決意したら「絶対に買ってはいけない」マンション特長

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2015.11.19

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仕事が順調で独身生活が長く、「このまま一生おひとりさまかしら……」と遠くを見つめる女性にとって、衣食住の悩みはつきません。

今回お伝えするのは「住」のこと。家の購入資金にめどがついた人にとっての悩みは、「どんな物件を買えばいいの?」ということではないでしょうか?

そこで節約アドバイザーのヨースケ城山さんに、「一生独身の女性が買っちゃいけないマンションと買ってもいいマンション」についてお話を伺いました。人生でもっとも高い買い物をする前に、ぜひ読んでおいてください!

■おひとりさまが買ってはいけないマンション

(1)5000万円クラスのタワーマンション

まず、「資産価値がありそうに見えるタワーマンションは買ってはいけません」と城山さん。これには驚きです。

5,000万以上の物件であることが多いので、ある一定の層にだけ需要があるということ、そしていつまでも今の収入が続くわけではないということは理解しておくべきでしょう。

「『自分だけは大丈夫』と考えるのが人間の性ですが、そんなことはありません。タワーマンションなどは売ろうと思っても負債だけが残る例がほとんどです」と、なんともゾゾッとするお話。手を出してはいけないマンションのようです。

(2)入居者数が多いマンション

マンションのオーナーを目指す人には聞き捨てならない話がこちら。城山さんの鋭い考察が光ります。

「オーナーになれば、管理組合の役員や理事長なども輪番制で回ってきます。すると土日の両方とも、管理組合の用事で休日がつぶれます。入居者数が多いのは、議題が多いということ。住民の意見を反映させるために臨時総会などが開かれ、自分には関係ないでは済まなくなってくるのです」。

3LDKあたりのマンションなら、息子に物件を譲ろうかと考える老夫婦や、子どもが生まれたばかりの若夫婦などあらゆる層が集まり、なかなか意見がまとまらないことが多いそう。

一生独身でマンションを購入するときめたなら、こういう物件は買わない方がよいでしょう。

■おひとりさまが買ってもいいマンション

それでは、逆に買ってもいいのはどんなマンションなのでしょうか?

(1)資産価値が上がるマンション

マンション購入にあたり、「その物件を他人に貸して賃貸収入を得たいのか、それとも自分が一生住むのか」は重要なポイントです。

賃貸収入が目的なら、資産価値が上がる可能性のマンションは買ってもよいといえます。

しかし、ほとんどの新築物件は購入した時点で相場が3割下がり、いざ売ろうとなっても負債となるのが関の山。

城山さんが購入してもよいと考えるのは、自分が暮らす気がなく、家賃収入が見込めるマンション。新築ではなく、中古物件がお勧めだそうです。

「せっかく気に入った部屋を人に貸すの?」という気にもなりますが、自分が気に入る物件は多くの人にとっても魅力的なはず。借りる人が見込めるということですね。

「人気エリアで3LDK以上、10年程経過した物件」ならばそれなりの家賃収入が見込めます。たとえば3,000万円で購入し、15万で賃貸したとしても家賃収入は年間180万円! 頭金が1,000万円あれば残りの約15年で返済が可能です。

金利や固定資産税、管理費、修繕積立金も考慮した金額です。40歳で購入すれば55歳で返済が終了。あとは副収入が毎月入ってくれば、本業と合わせるとリッチな老後が過ごせるはずです。

(2)格安物件をリノベーションするタイプのマンション

自分で一生住むならば、「格安の物件を見つけてリノベーションする」という方法が賢い選択。団地などで築30年以上の外観が古い物件を、リノベーション(新しく活用)して住むという方法です。

「『団地』、『リノベーション』で検索すると多くの物件が売りに出されていることに気付きます。1LDKで980万円~というのも存在します。貯金が1,000万円ある方なら、仕事をずっと続けるのを条件にキャッシュで購入するというのも手です」と城山さん。

固定資産税、管理費、修繕積立金は当然発生するけれど、1LDKのマンションなら月2万円の経費が相場。月2万円だけで一生の家を獲得できます。これなら老後、年金収入だけになったとしてもそこそこのシングルライフは楽しむことが可能。

「自分で一生そこに住むなら2,000万円以下のマンションが購入の目安とお考えください。1,000万円以下なら理想です」とのこと。

多くの人にとって、マンションを買うなんて一生に何度もあることではありません。絶対に損したくありませんよね。購入前に、あらゆる可能性を考えて決断する必要がありそうです。

(文/中田蜜柑)

 

【取材協力】

※ヨースケ城山・・・節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、AFP、住宅ローンアドバイザー、年金アドバイザー。

著書は『給料そのままで「月5万円」節約作戦!』(ごま書房新社)。本の内容は、『らくらく貯蓄術。住宅ローン地獄に落ちない為の家計防衛のススメ。』にもまとめられている。

ブログ『節約アドバイザー ヨースケ城山ブログ』では、節約だけではなく転職活動、著書、社労士、FPのことを配信中。

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