なんとアメリカの原稿料は日本の6倍!日米のウェブライター事情

  • LINEで送る
2015.12.02

shutterstock_120267064

いま、コンテンツマーケティングが大ブーム。

専門性を持ったウェブライターに発注して、良質なテキストを納品してもらい、自分のサイトに掲載する企業が増えているのです。

では、ウェブライターの原稿料の相場はどのくらいなんでしょうか? コンテンツマーケティング発祥の地・アメリカと日本の事情をくらべてみました。

■日本はウェブ記事1本1,000円が相場

まず、日本の相場から。

ウェブライターの原稿料は、1本1,000円程度です。よって日給1万円稼ぐためには10本書かねばならず、1本1時間というスピードも必要となります。

数年前まで2,000円程度でしたが、クラウドソーシングの登場で500円~1,000円前後まで下がっています。しかし全体の発注量が増えたため、市場規模としては拡大中です。

とはいえ、これだけだと生活していくのは難しいでしょう。

『Lancers』が実施した「フリーランス実態調査」によると、年収は300万円~400万円程度が中心です。

年齢は50代が38.3%、40代が36.3%。

ちなみに一本1,000円前後というのは誰でも書けるような記事で、少し専門性が必要な記事になると3,000円~5,000円。なかには数万円の記事もあります。

また大企業からの依頼で広告的な文章を書けるようになると、数万円~数十万円の依頼で発注を受けられる可能性も生まれます。ただし、それらは本当にごく一部です。

■アメリカでは1本6,000円前後が相場

一方、アメリカのライター市場はどうでしょうか。

『oDesk』などのクラウドソーシングも花盛りとはいえ、一般のウェブライターの相場は日本より高いようです。ビジネス・キャリア・金融系ならだいたい$50前後(約6,000円)です。

実はビジネス系よりもエッセイ系の方が高く、ニューヨーク・タイムズではエッセイが$300(約37,000円)と、大きな額となっています。

ワシントン・ポストの政治のエッセイは$250(約3万円)と、大手メディアになる方が高くなる傾向にあります。たくさんのページビューを集めるのですから当然ですね。

技術系は$100前後(約12,000円)と、やはりテック系の人気も高いようです。記事単価の相場が日本よりも高いのは、読んでいる人の数が日本語のサイトよりも圧倒的に多いからでしょう。

なお英語圏の人数が圧倒的に多く、途上国の人もどんどんインターネットにアクセスするようになっていますので、英語圏のサイトは今後も伸びていくはずです。

ごく一部の限られたウェブライターは、数万円の単価の案件をこなして、月の収入を積み上げていくような感じです。ですので、サイトなどをつくって自分をアピールしていくことも大切でしょう。

また、数千円の案件を多数こなして下積みを積んでいくことが重要。

一本1,000円だと肉体労働になってしまいますので、いかにして単価をあげるかが、すべてのウェブライターの課題といってもいいでしょう。

(文/渡邉ハム太郎)

 

【参考】

そこが知りたい!フリーランスの平均年収はどれくらい?-THE LANCER(ザ・ランサー)

Websites That Pay Writers 2015: These 79 Sites Offer $50 and Up-Make A Living Writing

関連記事