理想は1日5g未満!塩分のとりすぎで体に起こる6つの悪影響

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2015.12.04

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塩分を摂りすぎていませんか?

味の濃いものが好きな人は要注意。厚生労働省は、男性8.0g/日未満、女性7.0g/日未満の塩分量を推奨しています。

しかし、これでも日本は多い方なのです。WHO(世界保健機関)では、5g未満を推奨しているからです。

では、塩分を摂りすぎるとどんな悪影響があるのでしょうか?

今回は『BUSTLE』の記事を参考に、塩分の摂りすぎによって体内で起こる6つのことをまとめました。

■1:全身がむくむ

週末、ベッドに寝転がりながらポテトチップスを完食したことはありませんか? 食べたあと、目の下にできた袋やふっくらした唇、膨張した頬を見て驚くかもしれません。これはズバリ「むくみ」です。でも心配しすぎないで。目に見える方法で、体が塩分の摂りすぎを教えてくれているだけです。

むくみは顔だけではなく、手や足首、足全体にも現れます。日常的に塩分を摂りすぎている場合だけでなく、レストランでつい食べすぎたときなど、一過性の場合もむくんでしまうことがあります。

ニューヨークの皮膚科医であるニール・B・シュルツ氏は、年をとればとるほど、体内で塩分の分解に対応できなくなると警告します。いま何歳であろうと、塩分の摂りすぎは控えるべきですし、たくさんの水とともに塩分を摂取するよう意識するべきなのです。

■2:脱水症状になる

余分な塩分を体内で相殺するには、大量の水分を摂取する必要があります。たとえば映画を観るときに塩味のポップコーンを食べたいのなら、一緒に飲みものも買うべきです。

水分の摂取が十分ではないとき、体内では自身の体細胞から水分を奪います。そしてその細胞も、水分を必要とするのです。

極端な喉の渇きを感じるとき、もしかしたら脱水症状になりかけているのかもしれません。吐き気、下痢、胃の痙攣を伴っている場合は、明らかに塩分が体内に多いときに起きる脱水症状です。すぐに十分な水分を摂り、症状が続くようであれば専門家に相談しましょう

■3:胃潰瘍になるかもしれない

8つの異なる国で調査された研究によると、塩分の過剰摂取と胃潰瘍が直接の相関関係にあることがわかりました。

健常組織がおなかの粘液を分泌する内壁に影響を与え、酸化していく変質形成(※組織に別の種類の細胞が生じてくること)からの結果であると考えられています。

塩分の過剰摂取を日常的に続けると、最終的にがん化して、胃がんになる可能性もあるでしょう。事実、1996年には、生涯を通じて塩分摂取量の多かった男女が胃がんで死亡した、ということを証明する研究が疫学の国際ジャーナルで発表されています。

■4:腎臓がうまく機能しない

腎臓は常に、水分を排出するタイミングを臓器のなかで判断しています。腎臓が正確に仕事を遂行するには、体内のナトリウム量が多すぎてはいけません。塩分を摂りすぎている場合、尿を通して排出する必要がありますが、水分量が少ないとその動きができないのです。むくみにもつながってしまいます。

さらに、塩分の過剰摂取は尿中のカルシウム量もあげてしまうので、腎臓結石の原因となります。なにも対処しない場合は、腎臓病のような慢性の問題につながってしまう可能性もあります。

■5:動脈硬化

アメリカの臨床栄養学専門誌で、2011年に魅力的な研究発表が行われました。塩分の多い食事をした30分後に、血流に重大な影響が出るという内容です。16人の大人の、食事前後の動脈内血流について調査をしました。

低塩食品を食べたときと比較すると、高ナトリウム食品を食べたときは男女ともに血流に障害が発生しました。いつも通りの動脈の動きができなかったのです。この現象は、4gの塩を摂取したときから起こりました。

心臓にも血管はあります。心臓の健康を考えたときにも、塩分の摂取過多はよい影響は与えないということがおわかりいただけるでしょう。

■6:血圧が上昇する

日常的に長い間、塩分の摂取過多となっている人に起こりやすい副作用です。むくみの原因と同じように、体内にナトリウムがたまっていると高血圧となり、心臓が必要な酸素と栄養を受信しきれなくなります。状況が悪化するほどに、脳卒中や心臓発作の危険も増すでしょう。

高血圧は悪化しない限り自覚症状がないため、注意が必要です。可能な場面で血圧測定を行い、胸に痛みを感じたら躊躇せずに病院に行きましょう。

普段から料理をよくする人も、外食が多い人も、健康のためにカロリーだけではなく塩分にも気を配ることが大切です。水分の摂取も大事です。生活習慣を少しだけ見なおして、より快適な日々を送りましょう。

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

6 Ways Eating Too Much Salt Hurts Your Body-BUSTLE

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