たった7分で人種差別がなくなる?瞑想の驚くべき効果が明らかに

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2015.12.06

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日本にいると感じにくいかもしれませんが、人種差別は世界中でいまだに深刻。文化や歴史とのつながりもあるだけに解決が難しい問題ですが、いま、ある意外な方法が注目されています。

それは「瞑想」。仏教の「慈愛」についての瞑想が、人種差別の意識を低下させる効果があるのだそうです。最新の研究からわかった意外な事実をご紹介します。

■仏教の「慈愛」の精神が人種差別をなくす

たった7分間の瞑想で、人種差別がなくなることが最新の研究で判明しました。

専門家によると、仏教的な瞑想は思いやりの気持ちを高め、人種に対する差別や偏見の気持ちを鎮める作用があるのだとか。

イギリスのサセックス大学で行われた実験から、仏教の「慈愛」の精神が、自己や他者への肯定的な気持ちを高めることがわかったのです。

■瞑想はリラックスするためのものではない

実験は、71人の成人した白人の男女を対象に行われました。

参加者を2つのグループに分け、1人1人に自分と同性の黒人の写真を1枚ずつ配ります。1つのグループでは瞑想について説明する音声が流されました。

目をつむり、特定の人のことを考えて、心のなかで「あなたが幸せで健康でありますように」と唱えるというものです。

もう1つのグループでは、写真の顔をよく観察して特長を探すように指示されました。どちらも与えられた時間は7分間です。

その後、参加者は白人と黒人の人物の写真に、「幸せ」などのポジティブな言葉や「悪い」などのネガティブな言葉をそれぞれあてはめるように指示されました。

すると、写真を見ながら瞑想したグループのほうが、明らかに人種差別の度合いが低かったのです。

調査を行った専門家は、瞑想はただ自分がリラックスするためだけに行うのではないと語っています。

人間には本来、自分の人種のほうが好ましいと感じてしまう性質があります。これが「慈愛」の精神によって変えられるのではないかと期待されているのです。瞑想は今後、さまざまな人種の人が共生する社会で、必要不可欠になる可能性すらあるのです。

瞑想が現代社会に生かされて、幸せに生きられる人が増えるといいですね。

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

Seven minutes of meditation can cure racism-the Sun

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