働く女性の4割が抱える悩みを吹き飛ばす「ホリエモン」の生き方

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2015.12.21

horiemon

働く女性の多くは、普段、なかなか本音をいえないと感じているようです。

『マイナビウーマン』の調査では「本音をいえない相手」の1位は上司で、ゆうに42.1%もの女性が上司に本音を言えないと答えています。一日の大半を過ごす職場で本音がいえないというのは、精神衛生上にもよくないですよね。

少し前までの日本社会は、他人と足並みを揃え、空気を読み、本音を隠して生きることで安定という報酬を得てきました。ですが、これからの時代は、たとえ正社員でも、安穏とはしていられなくなってきています。

これからの生き方に不安を感じているならば、本著『本音で生きる』(堀江貴文著、SBクリエイティブ)を読んで、1秒たりとも後悔しない強い生き方の見本である著者、ホリエモンに学ぶことをオススメします。

彼はいいます。「今はリスクを取らないことがリスクになる」時代だと。さらに、「安定を求めること自体がリスクである」とまで。

■本音を言ってなにがまずい?

本音で生きるとは、他人のことを気にせず、自分に正直に、やりたいことをやって生きる、ということにほかなりませんが、女性を含め、多くの日本人がそのようには生きられないと思っていないでしょうか。

けれど、本音を言うとは、「いってはいけないことと、いってもよいことの区別」ができている前提あってのことです。ホリエモンはいいます。「そもそも、本音を言って、何がまずいのだろう?」

「たしかに」と、ここで膝ポン!

たとえば、本音を我慢して、過労やストレスのために病気になる人はいても、その反対はいませんよね。

上司に本音をいえない人は、おそらく上司からなにかいわれると萎縮してしまうのかもしれませんが、「実はいい返されると面倒なのは上司の側」だとホリエモン。「さらに上の上司にマネジメント能力に問題があると思われたり、部下からの信望がないことを知られたくない」からです。

結局、「本音をいって解雇されるような会社はどこにも存在しない」ですし、本音を言って職場で浮いてしまうことを心配する人は、職場を「やるべき仕事をする」ところということを忘れています。

また、相手と意見が違うためにケンカになることを恐れる人も多くいますが、「意見が一致しないことと、その人を嫌うことは別」と、ホリエモンは大人です。

さらに、「『お互いの価値観が異なることがわかる』というのは、とても大事なことだ」とまでいっています。これは、多様な考えや生き方を認めるダイバーシティー(多様性)を尊重する考えの根底にあるものです。

■本音で生きられないのは「お金がない」のが理由ではない?

仕事以外にやりたいことがあれば、思い切って会社を辞めることも選択のひとつです。ですが、その選択をする人はまだ少数派です。

多数派の言い分が、「お金がない」「稼げるかわからない」といったお金に関することであることは、想像に難くないですよね。

それは「言い訳」だ、とホリエモンはバッサリいきます。さらに、「お金がないという言い訳は無意味」とまで。

お金はそれ自体に価値があるのではなく、価値を交換するためのツールに過ぎません。「お金は信用という複雑な存在を、単純な数値に落とし込んだツール。大事なのは信用であって、お金ではない」というホリエモンの言葉は、不思議に説得力があります。

■プライドを捨てた方が成功するし愛される?

自意識過剰な人が多すぎる、とホリエモンはいいます。なにかをしない理由に、世間体を挙げる人は多いですが、「世の人のほとんどは自分以外のことに何の関心もない」のです。だったら、他人の目など気にせずに、いいたいことを言い、やりたいことをやったらいい、とホリエモン。

さらに、「プライドのないバカが一番強い」ロールモデルとして、カンボジア人になってマラソンに出た猫ひろしさんの話を出していますが、ここまでくると、人間その気になったらなんでもできることの好例なのでしょう。笑えて、元気が出てきます。

時代は、確かなもののない時代に突入しています。自分まで不確かなものにしないために、「本音で生きる」というタイトルにピンときたら、いまこそ読むべき一冊です。「本音で生きる」ことを当然と思っている著者が、もしかしたらこのテーマで書く最後の本かもしれませんよ。

(文/Kinkiii)

 

【参考】

堀江貴文(2015)『本音で生きる』SBクリエイティブ

本性なんか見せられない! 女が本音を言えない相手とは?「3位:家族」「2位:恋人」-マイナビウーマン

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