要注意!おいしいけど「意外とカロリーが高いおせち」トップ10

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2015.12.30

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大みそかは家族で年越しそばを食べながら「紅白歌合戦」、そして元旦はお雑煮やおせち料理のお重を囲んで新しい年を祝う――年末年始は、1年のうちでも特に「食」と深く結びついています。

1つ1つに縁起のよいいわれがあり、色とりどりで目にも楽しいおせち料理ですが、あれもこれもとつついていると、けっこうなカロリー摂取になる可能性も。

そこで今回は、管理栄養士の望月理恵子さんに「高カロリーなおせち料理トップ10」を伺いました。食べすぎに気をつけたい第1位に輝いたのは、意外なあの食材でした。

■10位:栗きんとん(100g)170kcal

黄色でおめでたいイメージの栗きんとん。栗は“勝ち栗”とも呼ばれ、縁起がよい食材のひとつです。

「栗自体に炭水化物が多く、また甘露煮という甘く煮る料理法なので、だて巻き同様ほかのおせち食材よりもカロリーはやや高め。2粒食べただけでも170kcalほどになります」と望月先生。スイーツ感覚で手を伸ばしがちですが、食べすぎには要注意です。

■9位:錦玉子(100g)171kcal

卵の黄身と白身を分けて裏ごしし、巻き合わせて蒸したもの。その名は黄色と白の2色=錦(にしき)から来たとも言われます。卵を甘く仕上げるために使っている砂糖で20kcslほどプラスになります。ただし1人前は20g程度なので、実際の摂取カロリーは34kcalほどです。

■8位:小肌粟漬(100g)193kcal

成長してコノシロという魚になる小肌(コハダ)。出世魚として縁起がよいとされ、酢漬けにしていただきます。1切れ45gほどなので、2切れで170kcalほど。甘酢でつけているので糖分も含んでいてカロリーはやや高めです。

■7位:伊達巻(100g)196kcal

甘くてつい食べすぎてしまう伊達巻は、1切れ30gほどなので、2切れ食べるだけでも100kcalを超えます。食べる分量を考えると、他のおせち食材よりもカロリー高めといえます。要注意料理のひとつです。

■6位:黒豆(100g)237kcal

健康で“まめ”に働けますように、との願いを込めた料理。甘い黒豆は煮汁にはちみつや砂糖が使われていて、カロリーも高くなりがちです。とはいえ1人前20gほどで、47kcal。節度を守って味わいましょう。

■5位:お多福豆(100g)251kcal

おせちの黒豆と同様、甘く煮ますが、ソラマメのような大粒の豆を使っているところが違います。豆の炭水化物が多いので食材自体にカロリーがあります。甘くてどんどん食べてしまうので、注意。

■4位:ぶりの焼き物(100g)257kcal

出世魚のぶりも縁起のよい食材。切り身は1人前で200gほどあるので、500kcal以上に。脂がのったいまの時期はさらにカロリーが高くなることも。照り焼きや煮付けなど砂糖を使って甘く調理すると、さらに高くなります。

■3位:うなぎの焼き物(100g)331kcal

“うなぎのぼり”につながることから最近はお正月料理としても人気が高まっているうなぎですが、冬はうなぎは冬が旬。食材自体に脂がのっていて、カロリーはさらに高くなります。1串150gほどで、1串食べると500kcal近くなります。

■2位:田作り(100g)336kcal

カタクチイワシの稚魚を砂糖とみりんで甘く調理したもの。イワシが田畑で肥料に使われることから、豊作の象徴とされます。カロリーは切り身よりも多め。しかし1人前は10gほどなので、食べる分量を考えるとそこまでカロリー高くはありません。

■1位:するめ(100g)334kcal

ヘルシーなイメージのするめが意外にも1位。その理由は“軽さ”にもあるようで、1枚まるごと食べても80gほど。100g食べてしまうと300kcalを超える熱量になります。

実際には、1人の分量は5片ほどで摂取カロリーは30kcal弱。硬くてよく噛んで食べるので、少量で満腹感を得やすいです。マヨネーズをつけて食べるとカロリーがアップします。

甘い味付けの料理が多く、魚介類を使ったものも意外と高カロリーなおせち料理。カロリーオーバーで悔やむことのないよう、おいしく楽しく1年のスタートを飾りましょう!

(文/よりみちこ)

 

【取材協力】

望月理恵子・・・管理栄養士、サプリメントアドバイザー、ビタミンアドバイザー。調剤薬局、サプリメント会社に勤務後、独立。強制・禁止などの指導ではない“楽しく自然に身に付く栄養カウンセリング”と、アンチエイジングクリニックや皮膚科などで美容・肩こり・冷え・眼精疲労など“健康な人にもおこりうる悩みに対してのカウンセリング”を得意とする。現在は、健康検定協会を運営しながら、栄養専門誌など、幅広い媒体で執筆活動中。

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