年収1000万でも割に合わない!ストレスの多い職業トップ10

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2016.01.17

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いまの仕事、ストレスが多くありませんか? 誰だってストレスの多い仕事はしたくないものですが、ストレスが多いかどうかは、外からはわかりにくいものです。

『enミドルの転職』のアンケートで、20~50代で現職または前職でストレスを「かなり強く感じる」人と「強く感じる」人はあわせて79%にものぼることがわかっています。

ストレスから逃れるために転職したらさらにひどいストレス、なんてことになっては大変。ちょうどアメリカの求人サイト『Career Cast.com』が、ストレスの多い職業トップ10を発表しました。これから就職、もしくは転職を考えている人は必見です。

■10位:タクシー運転手(ストレススコア:46.33)

気難しい客もいれば、泥酔した客もいます。ラッシュアワーの渋滞だって毎度のこと。それでも、一日中ハンドルを握り続けるのは、相当なストレスです。

なのに、収入もよくありません。アメリカのタクシー運転手の平均年収は約280万円で、成長率は13%です。よい面といえば、タクシー運転手になるのがさほど難しくないことくらいでしょうか。

■9位:新聞記者(ストレススコア:46.76)

かつては魅力的な職業でしたが、広告収入の減少やネット上のニュースソースの出現で、だいぶ色あせた印象になりました。スクープ狙いの競争も激しく、〆切の厳しさ、気を使うインタビュー、危険な現場への取材でストレスも相当なもの。

新聞記者の平均年収は約446万円、成長率は-9%と、収入もよくありません。しかし、それでも「やりがいがある」と感じている人が多い仕事でもあります。

■8位:放送局での仕事(ストレススコア:47.30)

新聞記者同様、もはや全盛期を過ぎたといわれている仕事です。ニュース速報でのスクープをめぐる競争と、一般大衆の評価や視聴率に頭を悩まされます。

他のマスコミの仕事同様、ストレス過多な仕事にしては収入もそれほどよいわけではなく、平均年収は約348万円。成長率は-11%と、今後の伸びも見込めません。

■7位:企業の管理職(ストレススコア:47.46)

多くの人が目指す管理職ですが、その責任の重さは半端ではありません。自分の決断が会社の命運を左右することもありますし、管理職同士の競争もし烈です。

さらにその地位を奪おうとする人も後を絶ちません。管理職の地位を維持している限り、よい生活を満喫できますが、並大抵なストレスではありません。

その分、年収は高め。平均年収は約1,230万円で、成長率は6%となっています。

■6位:広報担当重役(ストレススコア:48.46)

広報担当者は、怒った客や不機嫌な顧客、そして内部事情を知ろうとするマスコミにいたるまで、あらゆる層の人々に対応しなければなりません。

しかも勤務時間は長く、移動も多く、人前でのスピーチも頻繁にあります。ビジネス上、避けられない問題に対処する広報担当者の役割はますます重要視され、ストレスフルですが、収入はよい部類に入ります。

広報担当重役の平均年収は約670万円で、成長率は6%です。

■5位:イベント・コーディネーター(ストレススコア:49.93)

結婚式はもちろんのこと、会議や展示会を企画・実行するには、無数の準備と社交術を必要とします。

移動も多く、細かいところまで神経を使う必要があります。収入はよく、平均年収は約558万円で、成長率は10%。イベント・コーディネーターの職種はさらに増加傾向にあります。

■4位:警察官(ストレススコア:53.82)

治安に関わる仕事のなかでも、警察官はもっともストレスフルです。最近は警察官の不祥事が相次いでいるため、厳しい監視下に置かれ、ますますストレスを感じやすくなっています。

もともと仕事上、命の危険にさらされていて、体力的にもきつく、人との関わりも多いのだからなおさらです。そのかわり給料はよく、平均年収は約703万円で成長率は4%です。雇用保障も他の職業よりよくなっています。

■3位:旅客機パイロット(ストレススコア:60.46)

パイロットは憧れの職業であると同時に、非常にストレスのある仕事です。天候による遅延もあれば、不機嫌な乗客、手に負えない乗客もいますし、テロ行為の危険にだってさらされます。

また、大手航空会社のパイロットになるには、熾烈な競争をくぐり抜けなければなりません。平均年収は約1,240万円で成長率が5%なので、それに見合った収入はありますが、何十年と続けるのは厳しい仕事です。

■2位:消防士(ストレススコア:60.59)

警察官同様、常に命の危険にさらされる職業です。一般の人々との関わりもあり、体力的にも厳しい仕事。よい面といえば、多くの人から好印象を持たれやすい職業だということでしょうか。

警察官の平均年収は約550万円で、成長率は5%です。

■1位:志願兵(ストレススコア:84.78)

非常に厳しい任務で、人生を変えるほどの怪我や、戦死の可能性だってあります。もっともストレスある職業だというのは当然です。

帰還後も、心的外傷後ストレス障害や精神障害に悩まされる人もいます。さらに、帰還兵が民間の仕事に就いても、気持ちを切り替えられないなどの問題も出てきています。

ちなみに、志願兵の平均年収は約335万円。割に合わない仕事かもしれません。

全体として、危険と隣り合わせの職業が上位に並びました。現職のストレスで転職を検討しているのに、転職先がストレスの多い職だったら本末転倒! ストレスに弱い人は、ストレススコアの高い職業は選ばないように気をつけましょう。

(文 /スケルトンワークス)

 

【参考】

The 10 most stressful jobs-Career Cast.com

「仕事におけるストレス」について-enミドルの転職

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