手荷物1個無料配送も!意外と知られていないお得なカード特典

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2016.02.06

suzie.20160206

『一流のサービスを受ける人になる方法』(いつか著、日本経済新聞出版社)の著者は、10代から広告・出版業界でコピーライターとしてキャリアを積んできた実績の持ち主。

旅行や取材も含めれば世界約50カ国を訪問し、30代前半には2年間毎昼夜会食という日々を過ごしたこともあるのだとか。

そしてその期間に数々の経営者やセレブリティから学んだ社交術は、いまでも役立っているといいます。

つまり本書ではそうした経験を軸として、服装、アプローチ、受け答え、態度などの基本的なマナーを解説し、さらにはお得なサービスなどを紹介しているわけです。

マナーの話もさることながら、「お得なサービス」に焦点を当てたChapter 5「知ればあなたの世界が変わる、こんなサービス」もポイントのひとつ。きょうはそのなかから、クレジットカードに関する意外な事実をご紹介しましょう。

■なんと24時間コンシェルジュサービスも

いうまでもなく、クレジットカード特典は魅力的。それを目当てにカードをつくる人も多いため、各クレジットカード会社がさまざまな特典やポイントプログラムを設けています。

その最高峰が、アメックスが発行する「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」。その特典は、他のハイクラスなカードをはるかに凌駕するクオリティだといいます。

ただしセンチュリオン・カードまでとはいかないものの、各カード会社の発行するプラチナクラスのカードも、その下のゴールドクラスよりはるかに上のサービス特典が受けられるそうです。

ちなみにプラチナカードには黒が多いことから、総称として「ブラックカード」と呼ばれることもあるのだとか。

それはともかくプラチナカードにもセンチュリオン同様に、「24時間コンシェルジュサービス」「2人以上でレストランの指定コースを注文すると1人ぶん無料」「空港ラウンジの無料利用」の特典が付いているものが多く、その上で各社がユニークで豪華なサービスを提供しているのだといいます。

たとえばダイナースクラブ・プレミアムカードには、名医による治療法相談やセカンドオピニオンを受けられる「メディカル・コンサルテーション」サービスや、一見さんお断りの料亭を利用できるサービスなども。

ただ、これはセンチュリオンと並ぶステータス・カードなのでダイナースからのインビテーションが必要で、年会費も13万円とハードルはかなり高め。

■手ごろな価格でワンランク上のサービスが

なおプラチナカードはおおむね5万円以上ですが、最近は自分から申し込めるものや、ゴールド並みの年会費のものも出てきていることが特徴。「自分には無理」と思っていた人もいらっしゃるかもしれませんが、決してそうではなくなっているというのです。

そのひとつが、「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」。

コンシェルジュサービスや空港ラウンジ利用、ホテルでの部屋のアップグレードやレストランでの優待など基本的な特典のほか、出発もしくは帰国の際に手荷物1個を無料配送してくれる「手荷物空港宅配サービス」など、旅の多い人にはうれしい特典も。

年会費は2万円なので、上手に特典を活用すれば「日常のなかの当たり前」としてワンランク上のサービスが受けられるというわけです。

■プラチナでありながら加入ハードルは低め

そしてビジネスマンに適しているのが、アメックスの「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」。

国内外の空港ラウンジ無料利用をはじめ、特別料金による成田空港・羽田空港—都内間のハイヤー送迎サービス、世界中に拠点を持つハーツレンタカーの質の高いサービスを年会費無料で受けられる特典、全国に展開するスポーツクラブが年会費無料になるなど、バリエーションも豊富。

またマイルの還元率が高いため、航空会社のカードにくらべてマイルが貯まりやすいというポイント特典もついているそうです。

しかも年会費は2万円で、申し込み資格は「学生・未成年を除く電話連絡可能な方で、定型金融機関に決済口座をお持ちの方」と、プラチナでありながらハードルは低めになっています。

このような、あまり知られていないサービスを紹介したうえで、著者はこうした特典をどんどん利用してほしいと主張しています。

スタートラインは、「年会費のもとを取るぞ!」でもOK。そうすれば、カードをきっかけとして、一流の場所や一流のサービスに触れることが可能になるわけです。

(文/書評家・印南敦史)

 

【参考】

※いつか(2015)『一流のサービスを受ける人になる方法』日本経済新聞出版社

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