キッチンがキレイだと摂取カロリーが100kcalも減ると判明

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2016.02.12

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特に意識はしていないのについ食べ過ぎてしまったり、つい間食が増えてしまったりして体重が増加。「なんとか無理せずダイエットできたらいいな……」と考えている人に朗報です。

「キッチンをきちんと整理整頓し、なおかつ清潔に保つことによって、無意識のうちに減量効果が期待できる」という研究結果を、アメリカのコーネル食品ブランド研究所が発表したのです。

■汚いキッチンだと間食量が2倍に!

1969年に創刊された老舗の環境心理学専門ジャーナル「環境と行動」に発表されたこの研究では、100人の女性を50人ずつのグループに分けて調査が行われました。

片方のグループにはクリーンできちんと片づけられたキッチンを使用してもらい、もう片方のグループには、汚れた食器やら紙ゴミで散らかったキッチンを使ってもらい、研究チームがその行動を分析する、というもの。

調査のなかで両グループにビスケットやクラッカーなどを与えたところ、汚れたキッチンを使ったグループは、清潔なキッチンを使ったグループにくらべておよそ2倍の量のビスケットやクラッカーを食べていたことがわかりました。

■乱れた環境は「ダイエットの大敵」

結局、汚れたキッチンを使用したグループは、キレイなキッチンを使用したグループよりも100kcal以上多くのカロリーを取っていることが明らかになったのです。

調査に携わったオーストラリア・ニューサウスウェールズ大学の心理学博士レニー・ヴァルタニアン準教授によると、「乱れた環境にあって、コントロールができないと感じることは、ダイエットにとってよくありません」とのこと。

自分でコントロールできるかどうか、つまり、自制できるかどうかがが、ダイエット成功のカギだと結論づけています。

■無駄な食欲を減らすには整理整頓を

同じくこの実験に参加した、コーネル食品ブランド研究所の責任者であるブライアン・ワンシンク氏は、「瞑想などをして感情をコントロールすることもひとつの方法かもしれないが、それよりもキッチンを片づけて綺麗にしておくことのほうが簡単でしょう」と話しています。

乱雑に物が置かれていたり、食器が不潔だったりするのは少なからずストレスになる、ということも間食が増えてしまう原因のようです。

ちなみに、ネットリサーチのDIMSDRIVEが行なった普段の間食の頻度についてのアンケートによると、「ほぼ毎日」と答えた人は33.0%。「2~3日に1回」「4~5日に1回」「週に1回」の回答を合わせた「週1回以上」の人は、7割以上に上りました。

乱れた環境にいると、無意識にストレスを感じるばかりでなく、ついダラダラと食べてしまいがちです。無駄な間食をなくすためにも、台所をきちんと片づけて清潔に保つように心がけたいですね。

(文/宮本ゆみ子)

 

【参考】

Keeping your kitchen clean could help you lose weight, say scientists-INDEPENDENT

「間食」に関するアンケート-DIMSDRIVE

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