もしも、年収が50万円アップしたらどうしますか? ちょっと贅沢して温泉旅行に行くのもいいかもしれません。
しかし、それではほんの数日満足感があるだけ。年収1,000万円を目指す人は、そのお金と時間を、自分の勉強や投資に充てて、さらなる収入アップを図るのです。
国税庁の調査によると、年収1,000万円以上の人は全体の上位3.8%。この3.8%に入るためには、一体どうすればいいのでしょう。今回は『Entrepreneur』を参考に、「大幅な収入アップを目指す人のための5つの心構え」をご紹介します。
■1:努力を惜しまない
なにもしないのに、勝手に収入が増えることはありません。まず自分が努力することが必要です。スキルアップのための時間や労力を惜しんではいけません。
毎日忙しいなかでも、もう一歩仕事の質を上げるためのデータ集めをしたり、勉強したりする時間をつくりましょう。その努力が他の人と差をつける結果に結びつくのです。
■2:データをそろえて交渉する
自分の能力に自信があるなら、会社に昇給を交渉しましょう。
ただし、そのためには相応の意欲と成果を見せることが必要。自分が会社にとって利益になる人材であることをアピールしましょう。数字になるような成果をデータとして残しておけば、具体的な交渉材料になります。
■3:目標を具体的にイメージする
目標を決めるときはぼんやりしたイメージでなく、具体的な理想像を持つことで、より実現しやすくなります。「貯金1,000万円」「オシャレなインテリアに囲まれている」など、紙に書き出してみましょう。
自分のなりたい姿を常にイメージし続けることで、自然と目標に近づくことができるようになります。逆に、なりたくない姿はイメージしないこと。悪いイメージは悪いことを引き寄せてしまうので、いいことだけをイメージしましょう。
■4:自分を過小評価しない
「どうせ自分なんか……」と思ってはいませんか? 目標を高く持ち、常に上を目指すのは悪いことではありません。
しかし、自分の能力や価値はきちんと認めることも大切です。「自分はなにもできない」と思っている人の収入は上がりません。謙遜はそこそこにして、「自分には価値がある」ことを自覚しましょう。
■5:常に向上心を忘れない
現状に満足しているうちは、収入を増やすことはできません。いまの状況に満足してしまったら、そこで成長は止まってしまいます。
「慣れた仕事だし、まあまあ満足」などと思っていては、好条件のチャンスも逃すことになります。いまの場所にしがみついて安心してしまわずに、常に上を目指して挑戦していく気持ちを忘れないようにしましょう。
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収入を増やすには、それなりの努力が必要。逆にいえば、努力すれば誰でも収入アップを目指せるということです。千里の道も一歩から。今日から意識を変えて、年収1,000万円を目指しましょう!
(文/スケルトンワークス)
【参考】