「いつ?」と質問するだけでわかる!デキる人とデキない人の違い

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2016.02.17

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こんにちは。深沢真太郎です。

ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。

ビジネスパーソンの研修をやっていて、面白いことに気づきました。

■ある質問は数字で答える人が少ない

「いくら?」を解釈しなければならない局面では、私が指示をしなくとも、みなさん勝手に電卓を持ち出し、計算を始めます。

ところが、「いつ?」を解釈しなければならない局面では、なぜかみなさん計算しようとしない。

シンプルにまとめれば、

「いくら?」 ⇒ 数字で答える

「いつ?」 ⇒ 数字で答えない

ビジネスにおいて、「いつ?」は重要な情報ですよね。

いつまでに納品するのか。

いつまでは割引してはダメなのか。

いつ損益分岐点を超えるのか。

にもかかわらず、これら「いつ?」に対して数字で考え、数字で答えようとする人が驚くほど少ない。

「なるはやで(なるべく早く)」

「様子を見てタイミングは決める」

「まぁ、いつかは」

こんな答えばかり(苦笑)

みなさんは、「いつ?」にも数字で答えるビジネスパーソンであって欲しいものです。

■デキる人は部下にも数字で指示する

ひとつ、簡単な例を出しましょう。

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(例)

前田さんにお願いすると2時間で終わり、大島さんにお願いすると4時間で終わる仕事がある。

できるだけ早くこの仕事を終わらせて欲しい上司のあなたは、このふたりに一緒にやるよう指示をした。

さて、部下のふたりにはいつまでに終わらせなさいと指示をしますか?

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「3時間くらいで終わらせてね」なんて指示を思いついたあなた、失格(笑)

前田さんは1時間で50%、大島さんは1時間で25%終えることができるわけですから、ふたり一緒にやれば1時間で75%終わります。

「1時間10分くらいで終わるように。遅くとも1時間30分以内で」なんて指示が妥当でしょう。

人は自分に甘い生き物です。

人はサボりたい生き物です。

ビジネスシーンにおける「できるだけはやく」なんて曖昧な指示は、勝手に都合良く解釈されるだけです。

そして、ビジネスは「Time is money(時は金なり)」。「いつまでに?」というコミュニケーションは、極めて重要になります。

だから、デキる人は「いつ?」を伝える際に、計算してから数字で答えているのです。

(文/深沢真太郎)

 

【参考】

深沢真太郎(2015)『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』日本実業出版社

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